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いよいよ風邪が流行し始めましたね。私の住む町でもかなり風邪が流行っており、学校でも大量に欠席者が出ているそうです。

 

ここからの数か月は、用心に用心を重ねて慎重に過ごして行かなければなりませんね。

 

さて、あなたが風邪を引いた際には栄養を摂られると思うのですが、そういった時に必ずと言ってよいほど上がってくる名前が

 

「ビタミン」

 

ですよね。果たしてビタミンってほんとに風邪に有効なのでしょうか。

 

また、ビタミンはどんな役割を持ち、風邪以外にどんな疾患に対して影響するのでしょうか。今回は、そのあたりに迫ってみたいと思います。

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ビタミン

ビタミンの主たる働きは「酵素作用」です。酵素作用とは、栄養素などを分解して化学反応を起こさせる働きの事を言います。

 

ビタミンは生体内では合成する事ができないので、外部から食事を通じて摂取しなければなりません。

 

ビタミンには多数の種類がありますが、中には「ビタミン」という名前がついていない種類もあり、それぞれに働きや作用も違ってきます。

 

今回は、「ビタミン」という名前が冠された種類を中心に紹介してゆくことにしましょう。

脂溶性と水溶性のビタミン

ビタミンには「脂溶性」のものと「水溶性」のものがあります。

 

脂溶性ビタミンとは、基本的に摂取後に体外へ排出されず、肝臓などへ貯蔵されてゆくビタミンです。

 

体内に貯蔵されますので、ある意味では摂り過ぎによる悪影響を考慮すべきビタミンとも言えます。

 

ビタミンだからといって、「何でも摂れば摂るだけ良いというものばかりではない」事をぜひご理解いただきたいと思います。

 

水溶性ビタミンとは、基本的に摂取後に体外へ排出されやすいビタミンです。

 

例えば「ビタミンB」を摂取すると尿が黄色くなりますよね。こういった水溶性ビタミンは体外へ排出されやすいので、摂り過ぎによる悪影響はあまり心配しなくても良いです。

脂溶性ビタミンの効能

ビタミンA

目の潤い、粘膜や皮膚の保護、活性酸素の除去効果など。

ビタミンD

カルシウムの吸収効果など。

ビタミンE

免疫に関係する細胞膜の酸化を抑制する効果など。

ビタミンK

血液の凝固効果など。

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水溶性ビタミンの効能

ビタミンB1

疲労除去、精神安定効果、糖質分解効果など。

ビタミンB2

粘膜の保護、脂質の分解効果など。

ビタミンB6

神経の働きを正常化する効果、タンパク質の分解効果など。

ビタミンB12

赤血球の生成を補助する効果など。

ビタミンC

抗酸化作用やコラーゲン生成効果など。

ビタミン欠乏による症状

健康な方が通常の食生活でビタミン欠乏症に陥る事はまずありません。

 

しかし、極度の偏食傾向や栄養失調、病気の影響や薬の副作用などによっては、以下のようなビタミン欠乏症状が起こる可能性があります。

 

念のため、一通りは目を通しておいてください。

ビタミンA欠乏

「夜盲症(暗闇で目が慣れない)」、皮膚の乾燥など。

ビタミンD欠乏

「くる病(成長期に骨の発育が上手くゆかずもろくなる)」など。

ビタミンE欠乏

「筋ジストロフィー(進行性の予後不良な運動麻痺疾患)」、不妊症、貧血など。

ビタミンK欠乏

出血しやすくなる。

ビタミンB1欠乏

脚がつりやすくなる、神経の炎症など。

ビタミンB2欠乏

唇や舌の炎症、口内炎など。

ビタミンB6欠乏

けいれん、刺激に過敏になる。

ビタミンB12欠乏

「悪性貧血(胃の不具合によって起こる貧血で、昔は致死性が高かった為に悪性と冠されている)」など。

ビタミンC欠乏

「壊血病(出血性障害がいろんな器官で起こる)」など。

風邪にビタミンは効果があるか

こうやって見てゆくと、風邪に特化して効果を発揮するビタミンというものは、残念ながら見当たりませんね。

 

ただし、実験結果では「ビタミンC」に一定の風邪改善効果が確認されているそうですし、「ビタミンB」においても、疲労回復効果など体調の改善を促してくれる効果が期待できます。

 

そもそも風邪の際は、体内で様々な反応が目まぐるしく起こるのでいろんな器官が障害を受けるものです。

 

よって、ビタミンを摂取する事によってそれらの回復も促せますから、風邪の際には特に「ビタミンB」と「ビタミンC」を中心に、バランスよく摂取を心がけたいものです。

 

以上。ビタミンの話でした。

 

ビタミンの摂取においては様々なサプリメントが出回っていますが、出来るだけ「食物から摂る」ようにしてください。その方が、より安全で効果も確実ですから。

 

次回は、今回紹介できなかった残りのビタミンや、ビタミンが含まれる食物などについて話しをしてみたいと思います。

まとめ

*ビタミンの主たる働きは酵素作用。

*ビタミンには、脂溶性と水溶性のものがある。

*脂溶性ビタミンは体内に蓄積されるので、摂り過ぎには注意したい。

*普通の食生活でビタミン欠乏に陥る事は少ないが、極度の偏食や栄養不良、病気や薬の副作用によってはビタミン欠乏症に陥る可能性がある。

*風邪に特化したビタミンはないが、ビタミンBとビタミンCには一定の効果が期待できる。

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