漢方薬シリーズ第6回です。今回は、女性の方がよくお悩みになっている「更年期障害」の症状にピッタリの漢方薬

 

「加味逍遥散(かみしょうようさん)」

 

について紹介します。今回の記事は、更年期障害の多彩な症状でお困りの方にお役に立てる内容となっていますので、ぜひ参考にされてください。

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加味逍遥散

「加味逍遥散」は中年女性に人気の高い漢方薬で、主に「のぼせ・イライラ・不定愁訴」などの更年期症状を改善する目的で使用される漢方薬です。

 

加味逍遥散は、「柴胡・芍薬・蒼朮・当帰・茯苓・山梔子・牡丹皮・甘草・生姜・薄荷」の生薬から構成されます。

 

全体の性質としては、「血流停滞や血流不足を改善しながら血の道を整えてゆく」働きを持っています。

 

加味逍遥散はその薬理上、「比較的体力が虚弱気味の方でも服用できる漢方薬」です。

加味逍遥散の効能

加味逍遥散の効能は、主に更年期障害に対して発揮されますが、服用するタイミングとしては

 

「のぼせ・イライラ・不眠・不定愁訴(医学的診断のつかない不快な症状)」

 

などの症状がある時に適応します。

 

加味逍遥散の効能は、「血液循環を良くする一方でのぼせなどの熱は冷まし、ホルモンや血流のバランスを調整する」事によって発揮されてゆきます。

 

以下に各成分ごとの効能を列記しておきますので、ぜひ参考にされてください。

柴胡(さいこ)

発汗・発散を促す作用

芍薬(しゃくやく)

気の道や血の道を補う作用

蒼朮(そうじゅつ)

脾臓や胃の働きを整える作用

当帰(とうき)

気を補う作用

茯苓(ぶくりょう)

不要な水分を排泄する作用

山梔子(さんしし)

熱を除去する作用

牡丹皮(ぼたんぴ)

熱を除去する作用

甘草(かんぞう)

気を補う作用

生姜(しょうきょう)

発汗・発散を促す作用

薄荷(はっか)

発汗・発散を促す作用

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加味逍遥散服用時の注意点

加味逍遥散は、比較的大きな副作用が出にくい漢方薬と言われています。つきましては、比較的体力が低下気味の方などでも服用することに問題はないでしょう。

 

ただし、他の漢方薬と同様に以下のような注意点はあります。

偽アルドステロン症

「血圧上昇・むくみ・手足のしびれ・ふるえ・脱力」などを伴う、「偽アルドステロン症」という副作用がごく稀に発生しますので、服用開始後は体調の変化に気を付けておいてください。

腸間膜静脈硬化症

長期間服用すると、まれに「腹痛・下痢・便秘・腹部膨満感」などが繰り返し現れる事がありますので、よく注意しておいてください。

 

 

以上。加味逍遥散の話でした。

 

更年期障害では、まさに症状のデパートの如く「頭痛・のぼせ・イライラ・不眠・関節痛・冷え性・動悸」など、様々な症状で悩まされる方が多いですね。

 

その1つ1つの症状にいちいち薬を飲んでいたら、それは非常に効率も悪く、飲み合わせなどの観点からもあまり良くはありません。

 

そこでこの「加味逍遥散」がお勧めなのです。加味逍遥散は、それらの症状を一網打尽にする目的で調合されているからです。

 

更年期障害の諸症状でお悩みの方は、ぜひ服用を検討してみる価値のある漢方薬と言えるでしょう。

 

自分で購入されたい方は以下からどうぞ。

 

【第2類医薬品】ツムラ漢方加味逍遙散エキス顆粒 24包

まとめ

*加味逍遥散は中年女性に人気の高い漢方薬。

*更年期障害と、それに付随する不定愁訴に対して効能がある。

*体力が虚弱気味の方でも服用が可能。

*漢方だから副作用が無い訳ではない。注意点をよく理解しておくことが大事。

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