当院では、施術の際に「アロマテラピー」を利用する事が多々あります。

 

アロマテラピーは「芳香療法」という意味で、様々な作用を持つ「香り」の力によって、疾患の改善に役立てようという試みの事を言います。

 

さて、そのアロマテラピーを「花粉症」の症状緩和に活かせないか、というのが今日の話です。

 

当院では、患者さんからよくアロマテラピーについての質問がありますが、特に毎年花粉症の時期には多くの問い合わせが寄せられます。

 

そこで4回目の今日は、花粉症の症状緩和に「アロマテラピー」をどう活かすか、という点について話します。

 

なお、私の妻は「日本アロマ環境協会」の資格を所有していますので、今回の記事は妻の意見もふんだんに取り入れて作成してゆきます。

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アロマテラピー

アロマテラピーの際に使う液体を「精油(せいゆ)」と言います。

 

特に「ラベンダー」が代表的で、あの小さな瓶に入った良い香りのする液体ですね。精油は植物の成分を蒸留抽出したもので、天然の植物有効成分が凝縮されたものです。

 

アロマテラピーは日本では代替医療の1つとして有名ですが、フランス等では正式に医療の一環として取り入れられるなど、その有効性が大いに期待されている分野でもあります。

 

また、遡ればアロマテラピーの歴史は長く、古くは「新約聖書」にその記述が確認されるなど、実は長い歴史と共に育てられてきた分野でもあるのです。

 

言うなれば「東洋の漢方」と「西洋のアロマ」、そんなイメージで捉えて頂いても良いでしょう。

アロマテラピーのメカニズム

人間には「五感」と言われる感覚がありますが、その中で、最も脳に直結すると言われている感覚が「嗅覚」です。

 

そこで、精油ごとの効能を上手に使い分けながら、体の司令部である脳に働きかけようと言うのがアロマテラピーのメカニズムです。

 

その為、アロマテラピーでは「匂いや香り」を非常に重視します。

 

またその他にも、蒸気に混ぜて「肺」から吸入したり、オイルに混ぜて「皮膚」から吸収させたりと、大きく分けて「鼻・肺・皮膚」という3ルートからのアプローチが利用されています。

 

ちなみに当院では、「キャリアオイル」という特殊なオイルに精油を混ぜて、マッサージなどの際に皮膚から浸透させるやり方で治療に応用しています。

 

なお余談ですが、「結婚相手を選ぶ際には相手の匂いが好きか嫌いかで判断せよ」という言い伝えがあります。実はこれ、あながち間違いではありません。

 

と言うのも、先程言ったように匂いは脳に直結する感覚です。

 

脳は、遺伝子など体の全ての情報を握っているので、自分にとって好ましい相手かどうかを「脳に判断させる」という考え方も、ある意味では理に叶っています。

 

特に女性は匂いに敏感なので、そのあたりの脳の機能が男性よりも優れているのでしょう。

 

なので特に女性の患者さんには、「パートナーの匂いが好きか嫌いかで結婚を決めたら」と、いつも冗談半分本気半分で話しています。

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アロマテラピーを行う前に

アロマテラピーは代替医療とは言えど、かなり強い作用を起こす事も可能な療法です。以下に書く注意点は必ず守ってください。

 

・精油は飲まない事

・精油を直に皮膚につけない事

・精油を1歳未満の赤ちゃんに使用しない事

・雑貨屋などで売っている化学合成された精油を使用しない事

(最後におすすめの店舗を紹介します)

・妊娠中は、皮膚からのアプローチや濃い濃度での吸入は行わない事

(香りとして楽しむのは良いですが、気分が悪くなる時はただちに中止してください)

花粉症のアロマレシピ

では本題の、花粉症の症状を緩和するアロマテラピーの紹介です。

 

今回は、花粉症のメイン症状である「鼻炎症状や呼吸器症状の緩和」について、および「精神安静効果」を狙ったレシピを紹介します。

 

アロマテラピーでは使用する精油や器具が多岐に渡るので、最初は何から手をつけて良いのか迷ってしまいますが、今回はできるだけ初心者の方でも取り組みやすいものから紹介してゆきます。

 

<使用する器具>

・「オイルウォーマー」

一番普及しているタイプ。キャンドルの熱で精油を温める使い方です。

 

・「アロマライト」

火を使わず電球の熱で精油を温める使い方です。就寝時に適しています。

 

・「ハンカチコットン」

ハンカチやコットンに精油を垂らし、適宜鼻から香りを吸収する使い方です。外出先などでの使用に適しています。

 

いろいろと手に取ってみて、自分に合ったものを選びましょう。または場面ごとに組み合わせても良いでしょう。

 

<使用する精油>

・「ラベンダー」・・・アロマの万能薬。鎮静安眠効果あり。

 

・「ペパーミント」・・・メントールの清涼感により、鼻炎の軽減やリフレッシュ効果あり。

 

・「ティートリーorユーカリ」・・・抗菌殺菌作用。呼吸器トラブルに効果あり。

 

<具体的手法>

・「オイルウォーマーorアロマライト」

受け皿の7分目ぐらいまで水かお湯を入れ、そこにラベンダー4~5滴、ペパーミント1~2滴、ティートリーかユーカリ2~3滴を垂らし、空間に香りを拡げる。

 

アロマライトならそのまま寝ても良い。オイルウォーマーでは火に気を付けて。

 

・「ハンカチコットン」

ハンカチやコットンに上記の精油を各1滴ずつ垂らしておき、症状やストレスを感じた時に鼻から嗅ぐ。

 

別々の場所に垂らすのではなく、同じ場所でミックスさせるように垂らす。ラベンダーは少し多めでも良い。

 

 

効果の感じ方はそれぞれですが、思った以上に効果を感じたという声をよく聞きますので、ぜひ挑戦してみてください。

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アロマ購入におすすめ店舗

真剣にアロマテラピーを研究している会社で買うべきです。雑貨屋さんあたりで、アロマと名前が付いているからと飛びつかないように気をつけましょう。

 

で、初心者の方に最もオススメの会社ですが

 

生活の木

 

をおススメします。オンラインショップも充実しており、ほとんどの都道府県に実店舗が揃っていて足も運びやすいです。一度覗いて見てはいかがでしょうか。

 

大変よく勉強されている企業さんで、私たちも個人的によく足を運んでいますのでおすすめですよ。

 

以上。花粉症とアロマテラピーの話でした。

 

代替医療とは言えど、漢方薬同様に効く時はとても効くのがアロマテラピーです。ぜひ花粉症のケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

ここしばらくは、花粉症の特集記事を組んでいます。最下段に

 

「あわせて読みたい記事」

 

としてリンクが貼ってありますので、ぜひともそちらの記事も参考にされてください。

 

あなたの花粉症が少しでも軽減される事を祈っています。

まとめ

*東洋が漢方であれば西洋ではアロマ。アロマは歴史が長い代替医療である。

*嗅覚は最も脳に直結した感覚。そこを利用するのがアロマテラピー。

*作用が強く出る場合もある。注意点をしっかり守る事。

*予想以上に効果を体感できる場合も多い。ぜひ挑戦してみよう。

*信頼できるショップでしか購入しない事。

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