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前回の記事では、通常の関節痛を「侵害受容性疼痛」と呼ぶ事。そして、その原因は「骨ではなく筋肉にある」という話をしましたね。

 

「骨格の変形=痛み」から「筋肉の硬直=痛み」へと概念を転換すること。そこが、痛みと向き合う上においてとても重要な視点だという事でしたね。

 

そこで今回は、そのように概念を転換できたとして、その後は具体的にどうやって痛みの改善へと向かって行けば良いのか。

 

その点について話しをしたいと思います。

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除外診断を行うのが前提

日常的に私たちが経験する「肩痛・腰痛・膝痛」などの体の痛みは、主に筋肉の硬直が原因で起こる痛みという事でしたね。

 

しかし、「骨折・リウマチ・痛風・感染症・腫瘍」などの特異的な疾患に限っては、関節が障害を受けて痛みが起こりますよという事も話しました。という事はです。

 

あなたの痛みの原因が「それらの疾患からではない」と分かれば、「どれだけ骨が歪んでいようと・軟骨がすり減っていようと・椎間板が潰れていよう」と

 

「筋肉を緩めることに専念してゆけば良い」

 

という事になりますね。なので、まずはあなたが今感じている体の痛みがそれらの疾患ではないという事を

 

「除外診断してもらう」

 

必要があるのです。私は、「画像検査(X線・CT・MRIなど)」を受ける意味はまさにここにこそあると考えています。

 

つまり「骨格の歪み・軟骨のすり減り・椎間板の狭小化」などを見つけるためではなく

 

「特異的な疾患が隠れていないかを診断してもらうため」

 

にこそ、画像検査というものは受けるべきなのです。

筋肉を緩めることが大事

筋肉が原因というのは分かったけど、じゃあその後は「一体どうすれば良いのか」と言うことになりますね。その答えを一言で言うならば

 

「筋肉を緩(ゆる)める」

 

という事に尽きます。「鍛える」のではありませんよ、「緩める」のです。

 

例えば「トリガーポイント・指圧マッサージ・鍼灸・操体法・筋膜治療」など、世の中には様々な徒手治療法が存在します。

 

私の見解では、そういったたくさんの医療機関の中から、筋肉を緩める手法を取り入れているクリニックや治療院を見つけて受診することをおすすめします。

 

もちろん自分で何かしら実践してゆく事も大切です。

 

ただし、マッサージ機に長時間かかったり強刺激のマッサージばかりを受け続けるなどの行為は、あまり正しい選択とは言えません。

 

筋肉は、ただやたらと強くほぐせば良いというものではありませんから、やはり専門知識を持っている治療家の助力を仰ぐ事が大切になります。

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筋肉が緩むおすすめの治療法

筋肉を緩めるに当たって私のおすすめの治療法を挙げるとすると

 

トリガーポイント治療

 

操体法

 

筋膜治療

 

などをおすすめしたいです。これらの治療法は、特に「筋肉を緩める事に重きを置いた治療法」ですから、非常に効果を体感しやすいと思います。

 

また、患部だけでなく体全体を診ながら筋肉を緩める治療を行ってくれる医療機関なども、非常に素晴らしい成果を上げているところが多いですね。

 

最近では、HPにて詳しく自院の理念を書いてある医療機関も多いです。

 

しっかりと自分の言葉で書いてあるHPの医療機関などは、経験上良い先生が多いように思いますから、面倒でもそういった所を探す努力をしましょう。

 

以上。痛みに対する筋肉へのアプローチについて話しました。

 

ちなみにわたしの治療院でよく行う治療は「操体法」です。シンプルだけども非常に奥が深く、かつとても効果の高い治療法だからです。

 

ちょっと勉強すれば自分で行う事も充分可能なので、一度ネットなどで検索されてみてはいかがでしょうか。

まとめ

*筋肉の硬直や収縮=痛みであり、骨の変形=痛みではない。

*骨折・リウマチ・痛風・感染症・腫瘍などの特異的な疾患ではない事を確認する為にこそ、画像検査を受けよ。

*筋肉を鍛えるのではなく緩める事が大切。

*筋肉を緩める事に重点を置いた治療を行っている医療機関を選択すべし。

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