日々施術に従事していると、いろんな患者さんから

 

「こんな症状が気になるんだけど・・・」と相談されるケースが多くあります。

 

そこで今回からは、

 

「病気の前兆」

 

となることもある気を付けるべき症状について、記事にしてゆきたいと思います。

 

「こんな症状の時にはこんな病気に気を付けてください」

 

という、病気の前兆に早く気づいて頂くための有益な情報を書いてゆきますので、ぜひともブックマークして頂ければ幸いです。

 

1回目の今日は、「顔色が悪い」時に考えられる病気について考えてゆきます。

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顔が赤い

基本的に健康な方の顔色は「薄いピンク色」ですが、極端に「顔が赤い」時は何らかの病気の存在を示している場合があります。

 

「顔全体が赤い」場合に多いのは「高血圧」です。

 

いわゆる頭に血が昇るという状態で、イライラなどの精神的昂ぶりによる、血管系への負担に気を付ける必要があります。

 

「顔が赤くてやや紫ががっている」場合には「血液の汚れや血行不良」が考えられます。

 

食べ過ぎによる血液の汚れや、運動不足による血行不良に気を付けましょう。

顔が白い

「顔が白い」場合に多いのは「呼吸器疾患」です。

 

肺炎・慢性気管支炎・気管支ぜんそく」などが考えられます。また、「酷い肩こりや血痰」がともなうような場合には「肺がん」にも要注意です。

 

「顔が白くて青っぽい」場合は「貧血」です。いわゆる血の気が無くなっている状態ですね。

顔が黄色い

「顔が黄色い」場合はまれに「重度の貧血」である事があります。

 

通常の貧血では顔が青白くなるのですが、あまりに貧血が重度になると、赤血球の減少からむしろ黄色くなると言われています。日頃から強い疲労感などを感じやすい方は要注意です。

 

「顔も黄色いが白目や全身の皮膚も黄色い」場合を「黄疸(おうだん)」と言い、「肝臓や胆のう疾患」を示す症状です。

 

「胆石・肝炎・肝硬変」などに気をつけましょう。また、まれに「すい臓がん」でも黄疸が出る場合が有りますので要注意です。

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顔が黒い

「顔が黒く土気色」の場合は「腎臓病」に注意です。

 

「人工透析患者」さんではこのような現象が多々見られますが、まだそこまでに至っていない方でも、「重度の糖尿病」や「腎不全」の方などは、腎臓の数値に気をつけておきましょう。

 

「顔だけでなく全身が黒い」場合は「副腎疾患」にも注意です。

 

特に「アジソン病」という副腎機能が低下する病気の場合、全身が黒い褐色となります。地黒の人との鑑別点は、「舌や口腔粘膜」も黒い場合に副腎疾患の可能性があると判断できます。

顔が暗青紫色

「顔でも、特に唇が暗くて青紫色」の場合を「チアノーゼ」と言い、血中酸素濃度の低下を示す症状です。

 

「先天性の心臓病」や「慢性の呼吸器疾患」の存在を示している場合が多いです。

顔にクモの脚のような赤い斑点

「顔に赤い斑点が有り、そこから1センチほど放射状に毛髪様の赤いスジ」がある場合を「クモ状血管腫」と言い、「慢性肝臓病」のサインとなります。

 

クモ状血管腫は、顔だけでなく頚部や胸部にもよく現れ、「慢性肝炎や肝硬変」などの重症肝臓病においてよく見られます。

 

「手掌紅斑(手の平が異様に赤い)・女性乳房化(男性なのに胸が膨らんでくる)・肝性口臭(マウスの飼育部屋の様な強烈な口臭)」なども同時に見られる場合、は特に強く疑われます。

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顔に蝶の羽のような赤い発疹

「顔の鼻を中心に、蝶が羽を広げたような赤い発疹」がある場合を「蝶形紅斑(ちょうけいこうはん)」と言い、「SLE(全身性エリテマトーデス)」という難病の自己免疫疾患である可能性があります。

 

蝶形紅斑と同時に手の関節などにしつこい関節痛を伴うケースも多く、女性に多いのも特徴です。

 

私が昨年施術を請け負った高校生の女の子は、主訴は関節痛だったのですが、しつこい関節痛と蝶形紅斑がありました。

 

総合的に判断すると「SLE」が疑われたので大学病院を紹介したところ、やはりSLEである事が判明しました。

 

今までどこに行っても「単なる関節痛」だと言われていたらしく、意外に医療関係者でも見落としがちな症状なので、特に女性の方にはぜひ知っておいて頂きたいと思います。

 

以上。「顔色が悪い場合の病気の前兆」でした。

 

顔色というのは、最も他覚的に異常が見つけやすい部位であり、また病気の前兆も現れやすい部位です。

 

ぜひ普段から自分の顔色だけでなく、家族や大切な方の顔色を観察する習慣をつけておきましょう。

 

そして、前兆症状が該当して気になる場合には、出来るだけ早くかかりつけ医に診察をお願いするようにしてくださいね。

まとめ

*顔が赤いのは血管系の異常を示していることがある。

*顔が白いのは呼吸器系の異常を示していることがある。

*顔が黄色いのは肝臓や胆のうの異常を示していることがある。

*顔が黒いのは腎臓の異常を示していることがある。

*顔が暗青紫色なのは、先天性心臓病や慢性呼吸器疾患の存在を示していることがある。

*顔のクモ状血管腫は重度の肝臓病を示していることがある。

*顔の蝶形紅斑はSLEの存在を示していることがある。

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