現在の日本では、成人の約4人に1人が

 

「頭痛」

 

に悩まされているという統計があります。

 

実は私自身も「柔道」で首を痛めてから頭痛持ちになったのですが、いざ頭痛で医療機関を受診しようとすると、どこへ行ったら良いのか迷ってしまうんですよね。

 

それに、何を置いても怖いのですよ。

 

いざ受診するに当たって、もし「頭に病気があったらどうしよう」とか、「痛い検査があるんじゃないか」とか、そういった不安でいっぱいになったものでした。

 

今回はそういった私自身の経験も含めて、頭痛がある時には病院の何科を受診したら良いのかという点について考えてみたいと思います。

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頭痛

一口に頭が痛いと言っても、その原因は実にさまざまです。

 

どこを受診するのかを考える前に、まずはどういった種類の頭痛があるのかをぜひ知っておいてください。

緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)

肩こりなどの血行不良が原因で、首や肩周りの筋肉がこわばって起こる頭痛です。

 

鈍い痛みにコリ感やハリ感をともなう頭痛で、「交通事故」経験者や「高血圧症」や「肩こり症」の方などによく見られます。

 

詳しくは以下の記事を参照ください。

 

緊張型頭痛に効く薬は!?重い鈍痛にサヨナラ!

片頭痛(へんずつう)

頭痛の代表選手と言えるでしょう。ホルモンの乱れや自律神経の異常などで起こる頭痛です。

 

ズキズキするような鋭い頭痛で、吐き気や知覚過敏などをともなう事もあります。圧倒的に女性に多く、「生理不順」や「月経困難症」などの方によく見られる頭痛です。

 

詳しくは以下の記事を参照ください。

 

片頭痛に効く薬は!?鋭い痛みにサヨナラ!

群発頭痛(ぐんぱつずつう)

最強の頭痛という呼び声の高い、とても強烈な痛みを伴う頭痛です。

 

片側の目がえぐられるような猛烈な痛みを起こす疾患で、患者はあまりの痛みの為に、気が狂ったような行動を取る事さえあります。

 

発症頻度自体はかなり低い疾患で、患者の層としてはほとんどが20~40代の男性で、喫煙者やアルコール愛飲家に発症が見られます。

 

詳しくは以下の記事を参照ください。

 

群発頭痛の原因と対処法は!?最強の頭痛!!

病的頭痛(びょうてきずつう)

頭痛には、上の3つとは違って生命に関わるような病的頭痛も多数存在します。

 

例えば、「細菌性髄膜炎・脳腫瘍・くも膜下出血・慢性硬膜下血腫」などが代表的な疾患です。

 

これらの病気の場合、頭痛以外にも、発熱・嘔吐・意識障害・記憶障害などの症状が現れるケースが多いのも特徴です。

 

詳しくは以下の記事を参照ください。

 

頭痛を治す!でもそれ以前に危険な病的頭痛かも!?

何科を受診したら良いのか

では、こういった頭痛に対して「何科を受診したら良いのか」という話になりますが、検討すべき医療機関としては以下の3つが代表的なものと言えます。

 

「脳神経外科」

 

「内科」

 

「整骨院」

 

以上の3つを検討すべきです。特に「脳神経外科」は、どの頭痛においてもまず最優先で受診すべき医療機関です。

 

次項で、これらの医療機関について詳しく考察してゆきましょう。

脳神経外科

脳や脊髄領域のスペシャリストである「医師」が診療を行ってくれる医療機関で、「全ての頭痛において真っ先に受診すべき医療機関」です。

 

私もそうでしたが、初めて行くとなると「何をされるんだろう」ととても怖いものですが、実際には全く痛くもかゆくもありません。

 

基本的には「CT検査・MRI検査」などで頭部の異常の有無を確認し、万が一異常があれば「大病院への紹介手続き」、異常がなければ「投薬治療」という流れになります。

 

知り合いの脳神経外科医に聞いたところ、受診患者さんの大半は「生命には問題のない頭痛」である場合がほとんどのようです。

 

私も自分の患者さんをよく脳神経外科へ紹介しますが、それで病的な頭痛が見つかったという例は、これまでにわずか1例のみです。

 

しかし、それでも「脳梗塞」などの頭部疾患は年々増加傾向にありますから、絶対に甘く考えてはいけませんね。頭痛の際には必ず優先して受診しておきましょう。

内科

内臓領域のスペシャリストである「医師」が診療を行ってくれる医療機関です。

 

「緊張型頭痛・片頭痛・病的頭痛」が疑われる場合で、近隣に脳神経外科が無いような場合に受診すべき医療機関です。

 

脳神経外科にてすでに診断を済ませている方や、日頃のかかりつけ医だからとりあえず「病的頭痛」の可能性を相談したいという場合などにも良いでしょう。

 

ただ上記でも書いたように、やはり最初に受診すべきは「脳神経外科」であって、「内科」では診察や投薬を一時的にお願いするぐらいに留めた方が良いでしょう。

整骨院

軟部組織(筋肉・じん帯・腱)のスペシャリストである「柔道整復師」が施術を行ってくれる医療機関です。

 

「緊張型頭痛や片頭痛の治療を医師によって開始しており、かつ鎮痛薬では取りきれない頭痛がある」場合に、症状を軽減させる為に受診すべき医療機関です。

 

医師ではありませんので確定的な診断は下せませんが、脳神経外科での投薬治療をサポートする意味で受診するにはとても適しているでしょう。

 

以上。頭痛の際には何科を受診したら良いかという話でした。

 

頭痛はたいてい生命には関わりのないものですが、時には重篤な疾患の影響による頭痛が起きる場合もあります。

 

決して安易に自己判断を下さずに、勇気を出して脳神経外科へ受診する事がとても大切です。

まとめ

*頭痛には、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛、病的頭痛等がある。

*頭痛で受診するなら脳神経外科が第1選択肢。

*内科はメインではなく頭痛治療のサポートをお願いしたい時に適している。

*整骨院は、投薬治療では取りきれない部分の頭痛をサポートするのに適している。

*脳神経外科での診察は痛くもかゆくもない。勇気を出して受診しよう。

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