温かい季節になってきました。

 

こういう時期になると、食後などについついソファー等でうたた寝をしてしまい、

 

「首を寝違えてしまう」

 

事がしばしばありますね。この寝違えがまた、歳を取るごとになかなか治らないようになるんですよね。

 

その「寝違え」、前後左右に動かすだけで強い痛みを感じ、1週間ほどは長引くケースが多いのですが、何とか早く痛みを引かせる方法はないものでしょうか。

 

そこで今回は、首を寝違えた時に自分で手軽に行える、「湿布を使って痛みを和らげる方法」について、詳しくお伝えしていきたいと思います。

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首を寝違えたときの対処法

首を寝違えてしまった時に自分で行える対処法としては

 

「患部に湿布を貼る」

 

という事がもっとも簡単な方法ですね。しかしここで迷うのが、湿布には

 

「冷湿布と温湿布」

 

の2種類があるという事です。いったい「どっちを使ったら良いのか」という質問は、私の治療院でも非常によく聞かれる質問なのです。

 

万が一寝違えた時には、これらを間違えないように使い分けないと、早く回復するどころか逆に増悪してしまう場合もあります。

 

では、冷湿布と温湿布はどのように使い分ければ良いのでしょうか。

まずは冷湿布が優先

寝違えた時に重要な事は

 

「まずは患部に冷湿布を貼る」

 

という事です。寝違えた直後というのは、「患部を冷やす」事が重要なのです。

 

寝違えたという事は、筋肉が炎症を起こしてしまっている可能性を考慮しなければなりません。そして痛みを減らす為には、この炎症を抑えなければならないのです。

 

なので、炎症を減らす為には「患部を冷やす事が真っ先に優先」となります。

 

もし冷湿布が手元にない場合は、ビニール袋に「氷水(氷単体ではダメ)」を入れて、それを患部に当てるのも効果的でしょう。

 

注意して頂きたいのは、「寝違えた直後に温湿布を貼ってしまう」事です。

 

患部を温めてしまうと、炎症作用が増悪して痛みが増強される可能性があるので気を付けましょう。

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強い痛みが引いてきたら温湿布

寝違えた直後は冷湿布を使うと良いと話しましたが、では温湿布はどのようなタイミングで使用すれば良いのでしょうか。

 

それは、安静にしていても痛い、動かすと鋭い痛みを感じるなどの

 

「強い痛みが引いてきてから温湿布を使用する」

 

ようにしましょう。強い痛みが引いてきたら患部の炎症も下火になってきている証拠なので、徐々に温湿布を使用して行っても良いのです。

 

受傷直後は炎症を抑えるために冷やす必要がありますが、炎症が下火になったら血流を良くして回復を促す事が大事なのです。

 

そこで、炎症が下火になってきた事を確認してから、温湿布を使用して患部を温め、筋肉のコリや硬さを改善しようという事です。

 

ただし先程もお伝えしましたが、まだ患部が炎症を起こしているときに温湿布を使うと、痛みが増悪してしまう可能性があります。

 

万が一温湿布を使用して痛みが増強する場合は、いったん温湿布を止めて冷湿布に切り替えるようにしてください。

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マッサージや鎮痛剤も適宜利用する

炎症が引いてきたタイミングでは、温湿布以外にも

 

「マッサージなどで患部の周りを揉んで血行を良くしてあげる」

 

のも効果的です。ただし、ゴリゴリ強揉みするのはダメです。まだ強い痛みを感じているうちは、無理して揉むと痛みが増悪する可能性がありますので気を付けましょう。

 

また、痛みがなかなか引かない場合は

 

「鎮痛薬を使用するのも有効」

 

です。ただし、医師の処方や市販薬では「ボルタレンやロキソニン」等が有名ですが、経験上「寝違えにはあまり効きません」。

 

そこで私のおススメは、医師の処方なら「CMCP」という鎮痛薬、市販薬なら「コリホグス錠」という鎮痛薬です。

 

いずれも「筋肉を弛緩させる成分」が配合されていますので、筋肉系のトラブルの際にはとても重宝します。

 

なお、これらは「ぎっくり腰」の際にも有効な場合が多いですので、腰が悪い方もよく覚えておかれて下さい。

 

「ぎっくり腰の治し方!温めるのか冷やすのかどっち!?」

 

以上。寝違えの際の湿布の使用法についてお話しました。

 

何でもかんでも「温めればよい」と思い込んでいる方が結構多いので、今回の話しは意外に感じられた方も多いかもしれませんね。

 

しかし「冷やす事と温める事の使い分け」は、痛みを早期に回復させる上で大変重要な事なのです。

 

あなたには、ぜひともその使い分けの達人になって頂きたいと思っています。

まとめ

*首を寝違えた時は、湿布による処置法がもっとも簡単で取り組みやすい。

*まずは冷湿布が優先。いきなり温めると痛みが増悪する可能性があるから。

*強い痛みが落ち着いて来てから温湿布に切り替えると、回復が早くなる。

*マッサージも有効だが、温湿布と同様に強い痛みが落ち着いてから行うべき。

*鎮痛剤は、ボルタレンやロキソニン等よりも筋肉弛緩成分が入った鎮痛薬の方が効きやすい。

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