近年PCやスマホのユーザーがとても増加しています。

 

またそれに伴い、デスク作業や事務作業などに従事される方も増えていますね。

 

昨今の日本では、そういった生活様式が原因となって、肩こりや頭痛などの疾患で悩む方が非常に増加傾向にあります。

 

そのように増加傾向のある肩の痛みですが、実は肩の痛みに関しては、いろいろな内蔵疾患のサインとなる事が多いのも事実です。特に

 

「肩の痛みを左側だけに感じる」

 

としたら、それは単なる肩こりなどではない可能性もあります。

 

今回は、肩の痛みの中でも特に重要な、「左肩に痛みを感じる原因」について詳しく考えてみたいと思います。

 

放ったらかすと命にかかわる重大な疾患の可能性もありますので、ぜひ最後まで記事をご覧頂きたいと思います。

スポンサードリンク

左肩の筋肉や腱の疾患

私たちが経験するほとんどの左肩の痛みは、通常ここに該当します。

 

まず、左肩周辺に何とも言えない「鈍痛」や「違和感」や「ハリ感」などを感じる場合、それは「肩こり」である場合が多いですね。

 

「肩こりに効く2つの特効ツボ!不快なコリ症状をこれで撃退!!」

 

また、これといった原因も無く日に日に左腕が上がらなくなるような時は、「五十肩(四十肩)」の可能性が高いです。

 

「五十肩の原因と治し方がよく分かる!もうこれで迷わない!!」

 

さらに、何かの拍子に左肩が「ポキッ」と音がした後などから、だんだんと左腕が上がらなくなるような時には、「腱板断裂」も考えられます。

 

「腱板断裂した時はリハビリと手術どちらを選ぶべき!?」

 

そして、これは頻度は高くないのですが、ある日突然「左肩の激痛」で肩が動かせなくなるような症状に見舞われた時は、「石灰沈着性腱板炎」という疾患も考えられます。

 

「石灰沈着性腱板炎の症状は?似てる五十肩と間違えないで!!」

 

筋肉や腱の症状であっても、このようにいろいろなバージョンがあるという事をぜひご理解ください。

スポンサードリンク

心臓の疾患で左肩が痛む

さて、左肩の痛みは上記で上げた筋肉や腱の疾患がほとんどなのですが、中には「内臓の病気からくる左肩の痛み」というのも存在します。

 

特に怖いのが「心臓の疾患からくる左肩の痛み」です。心臓の神経支配は左側が優位なために、時に「痛みが左肩周辺にまで拡がる」事があるのです。

 

その中でも、もっとも危険度が高くて緊急性を要する代表的な病気として

 

「心筋梗塞(しんきんこうそく)」

 

には要注意です。心筋梗塞は主に40歳代以降で増加してくる心臓疾患で、心臓自身を養う「冠動脈が詰まって心筋が壊死してしまう」病気です。

 

心筋が壊死する事で心臓自体の機能が弱まり、最悪の場合死に至ります。死に至る割合は約30%と、非常に致死率の高い病気です。

 

心筋梗塞では、心臓の痛みであるにもかかわらず左肩に痛みが及ぶケースがありますが、このように病気の本体とは異なる場所に痛みが出る状況を

 

「放散痛(ほうさんつう)」

 

と言います。このような左肩の放散痛は、他の内臓疾患などの際にも見られる事がありますので、十分な注意が必要です。

 

「心筋梗塞の前兆の1つでもある左肩の痛みに気をつけよう!!」

 

スポンサードリンク

肺・胃・すい臓の疾患で左肩が痛む

心臓以外の疾患で左肩に放散痛を引き起こしやすいのは

 

「肺炎・肺がん」

 

などの肺疾患が考えられます。「微熱・呼吸困難・血タン・空咳」なども見られる場合には要注意です。また

 

「胃潰瘍(いかいよう)・胃がん・逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)」

 

などの、胃や食道の疾患にも気をつけましょう。「胸焼け・胸部痛・吐血・黒い便」なども見られる場合には要注意です。さらに

 

「すい炎・すい臓がん」

 

などの膵臓(すいぞう)疾患も、左肩に周辺に痛みを引き起こすケースがあります。「胸部痛・黄疸(目や皮膚が黄色くなる)」なども見られる場合には要注意です。

 

このように、心臓を始め肺や胃や膵臓の疾患などでも、左肩周辺に痛みを引き起こすケースがありますので、しつこくて強い痛みを感じる場合には、早急に医師に診てもらいましょう。

 

「背中の痛みは内臓の病気かも!?痛む場所で分かる疾患!!」

 

受診すべき診療科としては、基本的に「内科」となります。日頃から、こういった症状を相談できるような「かかりつけ医」をつくっておく事が重要ですね。

 

「肩の痛みは何科に行けば良い!?4つの選択肢から選ぼう!!」

歯科疾患で左肩が痛む

さて、実は意外かもしれませんが

 

「虫歯・親知らず・義歯の不適合」

 

など、歯科の疾患でも左肩が痛むことがあるのです。あまり頻度は多くありませんが、知っておいて損はありません。

 

口臭・口腔内の痛み・顔面痛」なども見られるような場合には、歯科領域の診察も検討してみましょう。

 

虫歯などの治療をしたり、不具合のある歯を抜歯したり、銀歯をセラミックに替えたりしたら、嘘のように「肩の痛みが消えた」という患者さんを何度も診てきました。

 

肩の痛みに際しては、決して歯科領域の影響も無視してはいけないと考えます。この知識も、ぜひ頭に入れておかれてくださいね。

 

以上。左肩に痛みを感じる原因について話しました。

 

筋肉や腱の疾患か、あるいは内臓や歯科の疾患であるかの見極めのポイントは

 

「動く動かないに関わらず痛むかどうか」

 

にあります。全ての痛みがそうではありませんが、内臓や歯科疾患からくる痛みの場合、たいていは「安静にしていても痛い」です。

 

なので、動かしていないのにいつも左肩に痛みがあるというような時は、念のため医師の診察を仰いでおく方が良いでしょう。

まとめ

*左肩が痛む原因として、4つの原因が考えられる。

*筋肉や腱の疾患、心臓の疾患、肺・胃・すい臓の疾患、歯科の疾患などが考えられる。

*じっとしていても左肩が痛む場合には、念のため内科などで医師の診察を受けておこう。

スポンサードリンク