ようやくうっとうしい「梅雨」も明けてきましたね。しかし、今度は暑さとの対決になりますから、それはそれで非常に憂鬱でもあります。

 

さて、夏が本番になりますと気になるのが

 

「夏風邪」

 

の存在ですね。以前の記事でも書いていますが、夏風邪には「3大夏風邪」と言われる代表的な疾患があります。すなわち

 

「プール熱・ヘルパンギーナ・手足口病」

 

という3種類の風邪です。これらの風邪は、なかなか治りにくく症状も非常に辛いのが特徴です。

 

今回は、こういった夏風邪に罹患した際に「どうすれば早く治せるのか」という点について考えてみたいと思います。

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プール熱(咽頭結膜熱)

プール熱は、別名「咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)」とも呼ばれ、3大夏風邪のうちでもっとも早く流行が確認されやすい疾患です。

 

アデノウイルスによって引き起こされる疾患で、「のどの痛み」と「目の充血」を伴うのが代表的な症状です。

 

学校保健安全法によって指定感染症に選定されていますので、学校は「出席停止扱い」となります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

 

「プール熱の治療と出席停止の目安は!?夏の3大疾患の1つ!」

ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナは、プール熱に引き続いて流行する事が多い夏風邪です。

 

エンテロウイルスによって引き起こされる疾患で、「水疱を伴うのどの痛み」が代表的な症状です。口内炎のような水疱が多数発生するので、非常に「のどの痛みが辛い」のが特徴です。

 

学校が出席停止扱いになるかは、学校長と医師の判断によります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

 

「ヘルパンギーナと手足口病の違いは?夏の3大疾患2番手!!」

手足口病

手足口病は、夏の中盤から終盤にかけて流行しやすい夏風邪です。

 

エンテロウイルスによって引き起こされる疾患で、「口腔全体と手や足などにも水泡が発生する」のが特徴です。

 

口だけでなく手や足にも口内炎の様な水疱が発生するので、非常に症状が辛いです。近年は、大人にもよく流行が認められますね。

 

学校が出席停止扱いになるかは、学校長と医師の判断によります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

 

「手足口病の初期症状が子供に出たら!夏の3大疾患ボス登場!」

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夏風邪を早く治すには食べない事

当ブログをご愛読いただいている読者さんにはおなじみでしょうが、私が「風邪を早く治す方法」を1つだけ挙げるとしたら

 

「食べない」

 

という事を挙げたいと思います。「えっ!」と思われた方も多いのではないでしょうか。

 

通常、風邪を早く治すためには「たくさん栄養を摂る」というのが常識ですよね。その為には、ある程度無理してでも食べるべきと思われている方が多いと思います。

 

ところがです。風邪の際に無理をして食べると、風邪が早く治るどころかかえって「治りを遅くしてしまう」可能性があるのですよ。

 

どういう事か説明しましょう。

 

人体にウイルスや細菌が侵入すると、「白血球」という血液の中の免疫細胞が出動します。この時、白血球が細菌やウイルスと闘っている反応が「発熱や炎症」なのです。

 

つまり発熱や炎症は、白血球がウイルスなどを駆除しようとガンバっている証拠なのです。でその白血球ですが、実は栄養処理にも関わっています。

 

という事は、健康な時ならたくさん食べても良いのですが、いざウイルスなどと闘う際には、栄養処理の仕事を抑えて出来るだけ免疫の仕事に戦力を集中させたい訳です。

 

だから風邪を引いて弱っている時というのは、あえて

 

「食欲が低下する」

 

システムが働くのですよ。栄養処理のエネルギーを出来るだけ抑えて、ウイルスとの闘いにエネルギーを集中させるようなシステムに切り替わるのですね。

 

なので、たとえ早く元気になるためとは言え、「食欲がないのに無理して食べる」という行為は、白血球の免疫力を邪魔してしまう可能性があるのです。

 

ただ勘違いをしないで頂きたいのは、「断食をしなさい」という事では決してありませんよ。ビタミンや水分はもちろん摂った方が良いですからね。私が言いたいのは

 

「無理して固形物でたくさん栄養を摂るよりも、水分等で最低限の栄養を摂ったなら後は白血球に任せる」

 

方が、結局は早く風邪が治りやすいですよという事なのです。

 

食欲があるならば、まだ白血球に余力があるという事なので食べても良いと思いますが、少なくとも食欲がない時に無理して食べるのはなるだけ控えた方が良いですね。

夏風邪の際におすすめの飲み物

さて、固形物で無理して栄養を摂らないのが風邪を早く治す秘訣ですが、とは言え何も摂らないというのも良くはありませんね。

 

そこでおすすめしたいのが、「水分によって栄養を摂る」という方法です。とりわけおすすめなのが

 

「りんご・にんじん・レモンジュース」

 

ですね。これらのフルーツには、風邪の際に摂っておきたい栄養分がふんだんに含まれていますので、ぜひ固形物の代わりに取り入れて頂きたいと思います。

 

作り方の情報はいろいろな所で手に入りますが、まずは以下の動画を参考にされてみてください。

 

動画では「にんじんが多め」になっていますが、このあたりは好みで結構です。個人的には、味や栄養分の関係からも「リンゴを多めにしたジュース」が私は好みです。

 

 

以上。夏風邪を早く治す方法について話しました。

 

今回は治す方法について話しましたが、そもそも風邪を引かないに越したことはありません。

 

そこで予防の為におすすめなのが「鼻うがい」です。ちょっと要領が必要ですが、かなり有効ですから良かったら以下の記事も参考にされて下さい。

 

「鼻うがいの効果は絶大!本気で風邪を予防したい人はぜひ!!」

まとめ

*3大夏風邪のトップバッターがプール熱。

*3大夏風邪の二番手がヘルパンギーナ。

*3大夏風邪のラスボスが手足口病。

*風邪を早く治すには、無理して食べない事が重要。

*栄養処理に手間がかかる固形物は止めて、水分のみで栄養を摂るのが理想的。

*りんご・にんじん・レモンジュースがおすすめ。

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