暑い日が続いておりますね。カラッとした暑さならまだ良いのですが、こうジメジメした暑さなのではたまりません。

 

さて、このような湿気が多い日にありがちな症状と言えば「頭痛」が代表例ですが、他にも湿気の多い日に起こりがちな症状として

 

「神経痛」

 

があります。神経痛は体のいろんな部分で起こるのですが、特に多いのが「坐骨神経痛」や「肋間神経痛」です。

 

今回は、そういった神経痛に見舞われた場合に受診すべき医療機関を考えてみましょう。

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神経痛の種類

どこに受診するかを決める前に、まずは「神経痛の種類」についてよく知っておきましょう。

 

一口に神経痛と言っても、実は様々な種類の痛みが存在するのです。

坐骨神経痛

一番多い神経痛ですね。中年期以降の方の多くが一度は経験すると言われています。

 

「お尻~太ももの裏~ふくらはぎ」などのラインにかけて発生する、ジンジンするような痛みですね。

 

軽症だと、座っている時などお尻を圧迫した際だけに痛みますが、重症になってくると、歩行時や安静時にも痛みを出してきます。

 

また、「泌尿器」などの内科的疾患から坐骨神経痛が起こるケースもありますので、しつこい痛みが続く際には気をつける必要があります。

 

詳しくは以下の記事を参照ください。

 

「坐骨神経痛に効く即効ツボ!寒くなると増える神経痛!!」

肋間神経痛

坐骨神経痛に次いで多い痛みで、若年期の方でも見られやすい神経痛です。実は私もたまに出るのですよ。

 

「胸~わき腹~背中」などのラインにかけて発生する、ピリピリするような痛みですね。

 

呼吸痛を併発するケースが多く、特に「吸気時(息を吸う時)にズキっと痛みやすい」特徴があります。

 

まれに、「心臓・肺」の疾患や「帯状疱疹」などの内科的疾患から痛みが来るケースがありますので、痛みがしつこい場合には要注意です。

 

詳しくは以下の記事を参照ください。

 

「肋間神経痛に効くツボ!寒くなると増える神経痛!!」

大後頭神経痛

こちらはあまり有名ではありませんが、けっこう臨床では多く見られる疾患です。

 

「頭頂部や側頭部などのある狭い範囲に、ピンポイントでズキンとした痛みが数秒間走る」神経痛です。

 

頭が痛むので頭痛と間違われやすいですが、頭痛の様に持続的に痛むのではなく、数秒間痛んでは消え、しばらくするとまた数秒間痛むという事を繰り返します。

 

思わず顔をしかめてしまうほど痛みが強いのが特徴です。

 

「頭痛は病院の何科に受診したら良い?3つの選択肢から選ぼう!!」

三叉神経痛

あらゆる痛みの中でも「TOP5」にランクすると言われるほど痛みが強い神経痛です。

 

痛みは顔面部に起こり、「額~目の周り~鼻の周り~唇の周りなどに、数十秒間のかなり鋭い痛み」が走ります。

 

持続的に痛むのではなく、大後頭神経痛と同じで「間欠的に痛みやすい」のが特徴です。痛みに精通した医師に診てもらうべき厄介な神経痛と言えます。

神経障害性疼痛

この疾患は特殊な神経痛で、体のどこにでも起こり得ます。「交通事故・手術・外傷」などをきっかけに発症するケースが多いです。

 

病態としては、「脳」や「脊髄」の中枢神経系のトラブルにより、「実際患部には問題がないのに痛みを感じてしまう」という疾患です。

 

非常に治療に難渋する神経痛で、完全に治してしまう技術はまだありません。よって「予防」の視点がたいへん重要になるのです。

 

詳しくは以下の記事を参照ください。

 

「神経障害性疼痛は何科を受診すべき!?厄介な疾患です!!」

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何科を受診したら良いのか

それでは、こういった神経痛に際しては「何科を受診したら良いのか」という話しになりますが、検討すべき医療機関としては以下の6つが代表的なものと言えます。

 

「整形外科」

 

「ペインクリニック」

 

「脳神経外科」

 

「神経内科」

 

「内科」

 

「整骨院」

 

以上の6つが検討すべき医療機関として挙がります。次項でこれらの医療機関について詳しく考察しましょう。

整形外科

骨や軟骨などの関節スペシャリストである「医師」が診察を行ってくれる医療機関です。

 

特に「坐骨神経痛・肋間神経痛」が疑われる場合には、真っ先に受診すべき医療機関でしょう。

 

基本的には、「投薬治療・注射治療・リハビリ治療」などで回復を促してくれます。

ペインクリニック

痛みに関するスペシャリストである「医師」が診察を行ってくれる医療機関です。

 

特に「三叉神経痛・神経障害性疼痛」が疑われる場合に、受診すべき医療機関でしょう。

 

基本的には、「投薬治療・ブロック注射治療」によって回復を促してくれます。

脳神経外科

脳や脊髄など中枢神経系のスペシャリストである「医師」が診察を行ってくれる医療機関です。

 

特に「大後頭神経痛・三叉神経痛」が疑われる場合に、受診すべき医療機関でしょう。

 

基本的には「CT検査・MRI検査」などで頭頚部を診察し、万が一異常があれば「大病院への紹介手続き」、異常がなければ「投薬治療」という流れになります。

神経内科

脳や脊髄神経機能のスペシャリストである「医師」が診察を行ってくれる医療機関です。

 

特に「神経障害性疼痛」が疑われる場合には、真っ先に受診を検討すべき医療機関でしょう。

 

大学病院や大きな総合病院にはたいてい設置してありますが、どこにでも設置してある訳ではありません。

 

紹介状が必要な場合が多いので、地元のかかりつけ医などに相談して紹介してもらうと良いでしょう。

内科

内臓疾患のスペシャリストである「医師」が診察を行ってくれる医療機関です。

 

「坐骨神経痛や肋間神経痛がしつこくて内科的な疾患」が疑われる場合に、受診すべき医療機関でしょう。

 

日頃から、いざという時にこういった症状などを気軽に相談できる「かかりつけ内科医」をぜひ作っておきましょう。

 

基本的に、「画像診断や血液診断によって病気を鑑別し、投薬治療や専門病院への紹介」などで回復を促してくれます。

整骨院

軟部組織(筋肉やじん帯や腱など)のスペシャリストである「柔道整復師」が施術を行ってくれる医療機関です。

 

「上記の医療機関等でちゃんと診断を受けており」、かつ「それらの医療機関の治療を補助するための施術を受けたい」場合に受診すべき医療機関です。

 

医師ではありませんので、「画像検査・投薬治療・手術治療」等はありませんが、その代わり「手技療法・運動療法・物理療法」などで回復を促してくれます。

 

軟部組織に関しては医師よりも詳しい先生がけっこう居られますから、神経痛の軽減にかなり有効であるケースも多いです。

 

ただし、必ず一度は医師の診察を受けておく事を忘れないでください。

 

以上。神経痛は何科に受診すべきかについて話しました。

 

神経痛は、たいてい命には別条のない疾患ではありますが、中には内科的な病気から起こる神経痛もあります。

 

また、神経障害性疼痛のような厄介なタイプの神経痛もありますので、甘く考えずに早めに医療機関を受診するようにしてくださいね。

まとめ

*神経痛には、坐骨神経痛、肋間神経痛、大後頭神経痛、三叉神経痛、神経障害性疼痛などがある。

*神経痛で受診するなら、整形外科、ペインクリニック、脳神経外科、神経内科、内科、整骨院が選択肢。

*神経痛には厄介なタイプもある。クセにならないうちに早めに医療機関を受診するようにしよう。

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