前回は「右肩甲骨が痛む」際の原因について話しましたが、
今回はその反対で

 

「左側の肩甲骨の痛み」

 

について考えてみましょう。左側の肩甲骨は、「心臓」などの最重要臓器の影響が出やすい場所でもあります。

 

そういった臓器のサインを見逃すと大変な事態に陥る可能性がありますので、今回の記事も要チェックですよ。

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左肩甲骨が痛む原因

一番多いのはやはり「肩こり症」です。特に女性で肩こりが持病だという方は、必ず痛みの訴えが出てくる場所でもあります。

 

その次に考えられるのが「内科疾患」の影響です。例えば「心臓・肺・胃・すい臓」などの異常ですね。

 

よく観察すれば発見できない訳ではないのですが、「どうせ肩こりだろう」と、ついそういった視点は見逃されがちですから気をつけましょう。

 

次項から、それぞれについて詳しく見て行きましょう。

肩こり

前回の記事でも書きましたが、「肩こり」は日本人の国民病と言っても良いほど多くの方が悩まされている疾患です。

 

訴えが多いのは主に女性の方ですが、最近では環境の変化などの影響があるのか、子どもや男性でもけっこう見られる事が多くなりました。

 

肩こりは、血流障害やストレスによって筋肉が固まって動きづらくなっている状態ですが、まれに内科疾患の影響から来ているケースもありますので気をつけたいです。

 

詳しくは以下の記事を参考にされてください。

 

「肩こりに効く2つの特効ツボ!不快なコリ症状をこれで撃退!!」

 

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心臓の病気

全身の血液循環を司る「心臓」ですが、心臓が悪くなると、胸だけでなく左肩甲骨や肩周りなどにも痛みが出る事が多いです。

 

病名としては「狭心症・心筋梗塞」などが考えられます。

 

特に「心筋梗塞」は致死率約30%にも達する非常に怖い疾患で、一刻を争うような重篤な病態ですから絶対に見逃さないようにしましょう。

 

喫煙者の方や中性脂肪が多い方などは要注意ですよ。詳しくは以下の記事も参考にされてください。

 

「心筋梗塞の前兆の1つである左肩の痛みに気をつけよう!!」

肺の病気

呼吸機能を司る「肺」ですが、肺が悪くなると、肩甲骨や肩周りなどが痛くなる事があります。

 

前回、構造上「右肺の方が炎症などが起きやすい」という話をしましたが、だからと言って左肺が悪くならないという事ではありませんので気をつけましょう。

 

病名としては「肺炎・肺がん・気管支炎」などが考えられます。

胃や食道の病気

消化機能を司る「胃」や「食道」ですが、胃や食道が悪くなると、左肩甲骨周囲や背骨の付近などが痛くなる事があります。

 

特に「胃」は自立神経支配が左側なので、左肩甲骨周辺に痛みや違和感が生じやすいので要注意です。

 

病名としては「胃炎・胃潰瘍・胃がん・逆流性食道炎・食道がん」などが考えられます。

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すい臓の病気

消化酵素の分泌や血糖値の調整を司る「すい臓」ですが、すい臓が悪くなると左肩甲骨周囲や背中などが痛くなる事があります。

 

病名としては「糖尿病・すい炎・すい臓がん」などが考えられます。

 

これらの内臓疾患については以下の記事も参考になりますので、併せてどうぞご覧ください。

 

「背中の痛みは内臓の病気かも!?痛む場所で分かる疾患!!」

 

以上。左肩甲骨が痛むときに考えられる原因について話しました。

 

肩甲骨の痛みは肩コリによく合併するので、なかなか内臓疾患を疑うという事はあまりしないのですが、心臓などは特に生命に直結する器官なので、甘く見る事はできませんね。

 

安静にしていても痛むような時、筋肉をほぐしてもなかなか痛みがとれない時などは、早めに医療機関で相談するようにしてくださいね。

まとめ

*左肩甲骨の痛みには5つほど原因が考えられる。

*頻度としては、肩こりに伴う痛みが圧倒的に多い。

*心臓疾患、肺疾患、胃や食道疾患、すい臓疾患などの影響も頭に置いておく事。

*安静にしていてもしつこく痛むような場合には、早めに医療機関を受診する事。

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