当ブログでもっとも問い合わせの多い分野は

 

「肩の痛み」

 

に関するものです。やはり肩の痛みは、それだけ皆さまの身近な痛みなのでしょうね。

 

特に問い合わせの多い内容としては「病院への受診に関する」ものが多いのですが、病院受診をスムーズなものにする為には、押さえておきたいポイントというものがあります。

 

今回は、あなたが「肩の痛みで病院へ受診する」際に、出来るだけスムーズな受診が可能となるようなポイントを、医療機関側からの視点も交えてお教えする事にしましょう。

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症状を整理して伝える事が重要

私たち医療者が診察をする際に、できれば患者さんにお願いしておきたい事柄は何だかお分かりになるでしょうか。

 

「症状を出来るだけ整理して伝えてほしい」

 

という事なのです。これは決して専門的な勉強をして来てほしいという事ではありませんよ。例えば具体的に言うと

 

「いつから痛いのか・どこが痛むのか・どのような時に痛むのか・どんな痛みなのか」

 

そういった点を、できる限りあなたの視点で整理して来院して頂けるとありがたいのですよ。そうしてもらうと診察がスムーズに行くので、処置や治療を早く打つことができます。

 

逆にそういった点があいまいで、「よく分からんがとにかく痛いからどうにかしてくれ」と言われても、問診や施術にとても時間を要すので、結果的に患者さんにも負担をかけてしまいます。

 

また「肩の痛み」で来院しているのに、「あっちも痛いこっちも痛い」と一度にたくさん言われると、エネルギーが分散してしまい肩の診察に集中出来なくなる恐れもあります。

 

なのであなたが肩の痛みで病院を受診する場合には、受診前に「できるだけ痛みの状況を把握しておく」と、スムーズに診察が進むやすいのでおすすめですね。

 

また、まずは肩の痛みの診察をメインにしておき、「他の痛みに関してあれもこれも一度に言わない」という事もぜひお願いしたいと思います。

 

では次項からは、具体的に押さえておきたいポイントについてお話しします。

いつから痛むのか

新しい痛みなのか古い痛みなのかで対応がかなり違ってきますので、まずはこの点をしっかりと認識しておいてほしいと思います。

 

中には「前から痛かった」と話されておきながら、何度目かの診察時に、「ちょっと前に転んで肩を打ってから痛くなった」などと、実は新しい痛みであった事が判明するケースも多いです。

 

こういった場合、検査のタイミングや治療方針などを一気に変えなければならない事にもなりかねないので、お互いに非常に大変な思いをしますよね。

 

なので、もともと悪いという方もたくさんおられることでしょうが、本当に前からの痛みなのか、それとも最近痛くなるような出来事があったのか、そのあたりをしっかりと整理しておきましょう。

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どこが痛むのか

痛みがあまりにも強いとどこもかしこも痛いような気持ちになるものですが、とは言っても、ある程度は「ここが一番痛いよね」という部位が必ずあるものです。

 

どこが一番痛いのかという情報は、診断上とても有益な情報となりますので、よく痛みの場所を観察する癖をつけて頂きたいと思います。

 

例えば肩の痛みは、大きく分けて「肩の前側の痛み」と「肩の側面の痛み」と「肩の後側の痛み」とに分類できます。

 

たしかに全部が痛いというケースもありますが、その中でも「ここが一番痛い」という部分をよく観察しておいて頂けると、診察がスムーズに進みやすいのです。

どのような時に痛むのか

これは簡単に言うと、「動かす時だけが痛いのか」それとも「安静にしていても痛いのか」という点が重要になります。

 

当然、安静にしていても痛い場合の方が重症度は高くなりますので、緊急的な対応をすべきかどうかの判断材料となるのです。

 

この質問についても「よく分からん」と仰る方がたまにおられますが、これは比較的自分で判断がつきやすいはずです。

 

「じっとしてれば痛くないのか」、あるいは「じっとしていても痛いのか」、そこだけを観察しておけば良いのですから、それほど難しくはないと思います。

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どんな痛みなのか

痛みの感じ方には人それぞれの個性がありますが、「痛みの質」というものは非常に大きな診察の手掛かりとなります。

 

ただ漠然と痛いと訴えるよりも、具体的に「こんな痛みです」と訴えてもらった方がはるかに重症度の判定がつきやすいものです。

 

例えば「ズキズキするような鋭い痛み」なのか、「鈍く疼くようなダル重い痛み」なのか、「電気が走るようなビリビリした痛みなのか」など、具体的に伝える努力をしましょう。

 

そうする事で薬の選定などがスムーズに行き、結果的にあなたの肩の痛みが早く治る事にもつながります。

 

なので診察を受ける際にはぜひ、「痛みの質」というものをよく確認しておいて頂きたいと思います。

 

以上。肩の痛みで病院を受診する際に押さえておきたいポイントについて話しました。

 

これら4点をしっかり認識して頂いた上で診察に出向けば、「この患者さんはできるな」と先生も感心される事でしょう。

 

またそうやって症状を整理しておく事で診察がスムーズに行けば、結果的にあなたの痛みが改善するスピードも速まるのです。

 

症状を整理するという事は自分の体とよく向き合うという事ですから、そういった習慣は必ずあなたの今後に活きてきますので、ぜひとも今からそういった癖を付けてゆきましょう。

 

「肩の痛みは何科に行けば良い!?4つの選択肢から選ぼう!!」

まとめ

*肩の痛みをよく整理して診察へ出向こう。

*いつから痛むのか。前からの痛みと新しい痛みとを混同しない事。

*どこが痛むのか。広い範囲が痛くても、とりわけ一番痛い場所を見つける努力をしよう。

*どんな時に痛むのか。動かす時だけ痛いのか、じっとしていても痛いのか、その整理が重要。

*どんな痛みなのか。鋭い痛みなのか、鈍い痛みなのか、焼けるような痛みなのか、そういった質をよく見よう。

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