長く治療家生活をやっていますといろいろな質問を受けますが、よく聞かれる質問の1つがこれです。

 

「どうすれば健康で長生き出来ますか」

 

これはなかなかに一言で答える事はむつかしいのですが、ただ確実に言えることは1つあります。

 

「100%正しい健康法なんて存在しない」

 

という事です。なぜなら、「人間一人ひとりの体は1つとして同じものは存在しないから」です。

 

考えてみれば当たり前ですよね。人種、性別、食事の好み、運動の量、睡眠の質、体格、精神力などなど。一つとしてまったく誰かと同じなんて人はいません。

 

だから、どれだけ世の中で有名になっている健康法でもそれが外れる人もいるのです。逆に、人がダメでも自分には合ったという場合もあるわけです。

 

では私たちは、どのように「健康法」というものについて向き合ってゆくべきなのでしょうか。

 

今回はそういった点について私の考えを話してみたいと思います。

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健康法の目的

あなたは、「健康法をなぜ行うの」と目的を問われた時に何と回答されるでしょうか。おそらく大多数の方は

 

「病気にならないため」

 

と回答されるのではないでしょうか。でも、私はちょっと違うのです。

 

「病気になっても後悔しないため」

 

なんです。つまり、病気になる事はもう前提なんですよ。これは医療者ならではの見解かもしれませんがね。

 

こういった事を言うと何ですが、「人はいつか旅立ち」ます。いつかは必ず何らかの疾患により命を終えるのです。どれだけ気を付けても病気にかかる時はかかります。

 

悲しいですがそれが現実です。しかし、それだったら健康法など何の意味も持たないのでしょうか。いいえ、そうではありません。

 

人が病気になった時に一番思う事は、「もっとこんな事に気を付けておくべきだった」という後悔の念です。

 

それは、自分の信じる健康法を見つけられなかったか、あるいは見つけていたがしっかりと実践できなかったという思いなのです。

 

逆に、自分の信じる健康法を納得のゆくまで実践してきた人は、「やるだけやってきたのだからもうこれは受け止めるしかない」と病気を受け入れられる人が多いのです。

 

病気を受け入れた人というのは、たとえ命を終える事になったとしても、しっかりと最後まで自分らしく堂々と在るものです。

 

だから病気にならないためという目的も良いのですが、それ以上に病気になった時に「ああすれば良かったという後悔を残さないため」にこそ、健康法は実践すべきだと思うのです。

確率の高い方法に賭けるのがセオリー

上でも書いたように、健康法に100%正しい方法など存在しません。ただ統計的に見て、ある程度「こういった方法が正しい」という事はありますね。

 

これは健康法に限った事ではなく、あらゆる物事で成果を出すために必要な事でもありますが

 

「確率の高いものに賭ける」

 

という姿勢が重要です。100%に少しでも近い確率の高い手法に賭け続けるというのが正しい姿勢であり、またそれ以外にはありえないのです。

 

では、確率の高い手法とはどういったものなのでしょうか。

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確率の高い健康法

これは人によってやり方がいろいろとあるでしょうが、ここでは私自身の考える確率の高い手法を述べたいと思います。

タバコは吸わない

もうこれは鉄則です。精神安定効果以外には、肉体にとって何ら有益な事がないということは周知の事実です。

 

何より、肺が機能しなくなると命を終える最後の時間が非常に苦しむので、自ら肺の機能を落とすような行為は厳に慎むべきだと思います。

 

「タバコを絶対に止めた方が良い3つの理由とは?禁煙ガンバレ!」

鼻うがいを実践する

鼻と口の間に位置する「上咽頭」という場所はウイルスや細菌の好繁殖場であり、免疫システムにも影響する場所として有名です。

 

この場所を洗浄するのは通常のうがいでは無理なのです。「鼻うがい」でしか上咽頭部を洗浄できないのです。

 

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糖質を制限する

「糖質・たんぱく質・脂質」と3大栄養素がありますが、この中で、もっとも摂取量が高い場合に弊害を起こしやすいのが「糖質」です。

 

糖尿病をはじめ、がんや動脈硬化など成人病のリスクが上がるのです。完全に止めるのはいけませんが、極力摂取を制限してゆく必要があります。

 

「糖質制限への批判があるけど実際どうなの?理論編!」

腹八分に徹する

お腹いっぱい食べられるのは健康な証ですが、だからと言っていつも満腹でいると、いざという時に免疫が弱くなる可能性もあるのです。

 

そこには「白血球」の免疫システムが関係してくるのですが、腹八分は単なる格言ではなく、医学的にも効果が高い行為なのです。

 

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セレニウムを摂取する

「セレニウム」というのはミネラルの一種ですが、私が個人的に信頼している医師がこのセレニウムを推奨しています。

 

この手の類のものを安易に紹介しない医師なので、かなり信頼度が高いです。特に「がん予防」に効果が期待できるので、まず取り入れておいて損はないと思いますよ。

 

「癌(がん)予防に最も適したサプリならセレニウムっきゃない!」

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現時点では、これらの手法が健康法としてはもっとも確率が高い手法でしょう。

 

あとはここに、「寒さに強くなる」事と「しっかりと歩く」事を意識してゆけば、かなり健康度が高くなる事は間違いありません。

 

ただし、何度も言うように100%は絶対にありえません。あくまで私なら、「この手法で病気になったとしてもいさぎよくあきらめがつく」という考えです。

 

ぜひ、あなたもあなたなりの納得のゆく健康法を確立していただきたいものです。

 

以上。健康法についての話しでした。

 

気を付けても病気になる時は病気にかかる。ならば、「病気になったとしても後悔のないようにやれることをやっておきたい」というのが私の考え方です。

 

その視点で健康法というものを考えてゆくと、案外迷うことなく心が定まるものです。今回の記事があなたの参考になれば幸いです。

まとめ

*健康法の目的は、病気にならないためではない。

*健康法は、病気になっても後悔を残さないためにこそ行うべき。

*100%正しい健康法はない。ならば、少しでも確率の高い手法に賭けるべき。

*タバコは止める、鼻うがいを日々行う、糖質を極力制限する、腹八分に徹する、セレニウムを摂取する。