長い間治療家生活をやっていますと、嫌でも患者さんとのお別れの時を迎える場面が増えてきます。

 

である時ふと思ったのが、「健康で長生きされたよなあ」と感じる患者さんには、ある共通点が見られる事に気付いたのです。それが

 

「よく歩いていた事と寒さに強かった事」

 

なんですよ。私が知る限り、大往生を遂げた方々は概ねこういった習慣をお持ちでした。

 

どうやら、このあたりに健康で長生きするための秘訣がありそうですね。

 

今回は、歩く事と寒さに強くなる事の意義を通じて、健康で長生きするための秘訣に迫ってみたいと思います。

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健康で長寿を目指す

健康で長寿を全うしたいという願望は、誰しもが大なり小なり持っていることでしょう。

 

さて、こういったカテゴリーで話が進むときに必ずと言って良いほど持ち上がる題材と言えば、まず「食事」に関するものですよね。

 

例えば、「豚肉をたくさん食べると良い」とか「酒をある程度飲んだ方が良い」など、人によって多くの経験談を耳にするものです。

 

ただこういった食に関する健康法というのは、個人的にはかなりバラつきが多いと感じています。

 

私としては、「何を食べると良いか」よりも「何を食べない方が良いか」という視点の方が、はるかに健康に直結すると考えています。

 

以前の記事でも書いていますが、「糖質の摂取を制限する」とか「腹八分に徹する」など、そういった食養生の方がはるかに健康体の再現性が高いんです。

 

興味のある方は以下のリンクよりご覧ください。

 

「健康法に100%正しいやり方などないから確率に賭けるのです!」

 

そこで、私が患者さんの生き様から教えてもらった健康法のうち、もっとも確率が良かったものが、先にも書いた「歩く事」と「寒さに強くなる事」だったんですよ。

 

食に関しては患者さんによってそれぞれ嗜好がかなり違っていましたが、上記2点については、長寿を全うされたほとんどの方に、よく共通項として見受けられました。

歩くことの意義

人間の体は、「面積の大きな筋肉を動かすと効率的に基礎代謝がアップする」ように出来ています。

 

面積の大きな筋肉の2トップと言えば、「太もも(大腿四頭筋)」と「ふくらはぎ(下腿三頭筋)」ですが、要は下半身を動かすと基礎代謝が良くなるわけですね。

 

言うまでもなく、歩くという行為は下半身を主体とした全身運動であり、すべての運動の基となる行為でもあります。

 

それだけ、歩くという行為は健康に直結する事なんですよ。

 

歩く習慣を身につけることで、血流や体温などの基礎代謝がアップしやすいので、体にとっても非常に良いことづくめですね。

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寒さに強くなる事の意義

周りを見渡しても、冬の「寒い時期には死亡率が高くなるな」という事を、何となくあなたも感じた事があるのではないでしょうか。

 

寒い時期は、感染症の増加や血管系の病気の増加など、あまり体にとって有利な時期とは言えませんね。

 

こういった感染症や血管系の病気というのは、概して「寒がりの人に多い」というのが特徴です。

 

そういう訳で、寒がりの方は厚着をしたり暖房器具に頼るようになるのですが、これは根本的に寒さに強いという事ではありませんから、やはり心もとないですね。

 

根本的に寒さに強くなってこそ、少々の寒さには負けない丈夫な体が出来上がるのです。

 

例えば、ホッカイロを使って「首の後ろを温め」たり「お尻の骨を温め」たりするだけで、かなり体は温かくなります。

 

そうやって、重要な部位を温めながらも全体としては薄着に慣れてゆくという習慣をつけてゆけば、次第に薄着で過ごすのが苦ではなくなります。

 

また、1日中コタツの番などをしているのではなく、毎食後ごとに軽くウォーキングを行ったりすれば、体も暖まると同時に寒い気候にも打たれ慣れしてゆきます。

 

要は、そうやって寒さに慣れるように工夫して行動してみるのです。

 

温度変化に強い人、特に寒さに強い人は感染症や血管系の病気のリスクが軽減できるので、そういった事からも、寒さに強くなる事はとても重要なのですよ。

 

以上。健康で長生きする為の秘訣について話しました。

 

歩く努力をする。寒さに慣れる努力をする。こういった習慣を積み重ねる事により、かなり健康で長生きできる確率が高まると思います。

 

ちょっとした意識の変化で取り組める事ですから、ぜひ明日からこういった習慣を作る努力を行ってゆきましょうね。

まとめ

*健康に天寿を全うした方々は、よく歩いていた事と寒さに強かった事が共通項である。

*歩くと下半身が刺激されて基礎代謝がアップする。

*寒さに強いと感染症や血管系疾患のリスクが軽減できる。

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