私個人の話ですが、先日ついに観念して「胃カメラ検査」を受けてきました。

 

逆流性食道炎のような症状が最近続いており、以前のように生活習慣を改善してもなかなか症状が落ち着かなかったので、ついに意を決したのです。

 

幸い近隣に、「眠ったまま胃カメラ検査が出来る」クリニックさんが開業されたので、非常にありがたかったですね。

 

子どもを独り立ちさせるまであと7~8年はかかるでしょうから、まだ私は死ねないという思いもあって早めに検査に伺いました。

 

おかげさまで、結果は「異状なし」という事でまだしばらくは命を頂けそうなのですが、先生とも話していてふと思ったのが

 

「ピロリ菌」

 

の事なんですよ。ピロリ菌は、あなたも名前ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。「胃炎・胃潰瘍・早期胃がん」の原因となる事でも有名な菌ですよね。

 

私もピロリ菌を診て頂きましたが、今のところはいないようでしたのでホットしていますが、あなたももし検査した事がないのであれば、ぜひ受けておきましょう。

 

今回は、その「ピロリ菌」にまつわる話をしてゆきたいと思います。

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ピロリ菌

ピロリ菌は、正式には「ヘリコバクター・ピロリ」という細菌です。

 

ピロリ菌は、2005年にノーベル医学生理学賞を受賞されたマーシャル博士というオーストラリアの医師により発見されました。

 

なんとマーシャル博士は、自らピロリ菌をごくごくと飲み干して、自らの胃が胃炎を引き起こす事をもってピロリ菌と胃炎の関係性を証明されたのです。

 

なんとも研究者魂にあふれた方としか言いようがありませんね。

 

しかしそのおかげで、これまで食生活やストレスが原因で起こると考えられていた「胃潰瘍」や「胃炎」に、細菌が関係するという事が周知されたのですからありがたい話です。

ピロリ菌が胃炎や胃がんを呼ぶ

私は医師ではないので、ピロリ菌がどのように胃炎や胃がんと関係するのかを詳細には説明できませんが、事実としてその関係性は証明されています。

 

私が思うには、例えば私のような「逆流性食道炎」を繰り返す方は、胃酸により食道粘膜が変性して、「バレット食道」という状態に陥ってしまう方がいるのです。

 

このバレット食道の状態が続くと「食道がん」になりやすいのですが、おそらく胃でも同じような現象が起こるのだろうと思われます。

 

つまり、ピロリ菌によって何度も胃粘膜が炎症を繰りかえすうちに胃粘膜が変性して萎縮してしまい、そこから「胃がん」へ繫がってゆくのだろうと考えます。

 

よって、ピロリ菌がいても胃炎などの炎症を起こさない体質の方はうまく共存しても良いのでしょうが、しょっちゅう胃炎や胃痛を起こす方は、やはり除菌した方が良いでしょう。

 

ちなみにピロリ菌ですが、逆流性食道炎の症状を持っている方にはあまり存在しないようです。

 

逆流性食道炎の主症状と言えば「胸焼け」ですが、つまり胸焼けが主体の方は、ある意味では胃がんにはなりにくいと言えるかもしれません。

 

ただしその場合でも、食道がんにはかかるリスクは当然ありますので、いずれにしてもちゃんと診察や検査は受けておきましょうね。

ピロリ菌を除菌する方法

ピロリ菌を除菌する方法は「内服薬」になります。

 

まず、1種類の「胃酸を抑える薬」と2種類の「抗生物質」を7日間服用します。これを一次除菌療法と言います。

 

その後、一か月程おいてピロリ菌の検査を行い、その際にピロリ菌が確認されなければ除菌成功です。

 

逆にその際にピロリ菌の存在がまだ確認されたら、二次除菌療法として、「一次除菌の際の抗生物質を1種類だけ変更」して、再度7日間服用します。

 

これで、たいていのピロリ菌除菌は成功します。

胃がんの意外な原因

さて、ここまではピロリ菌による胃炎や胃がんの影響について話してきましたが、実は私たち日本人に非常に身近なある食べ物が、胃がんの原因になるという説があります。

 

私が以前からこのブログでも度々紹介している「故:李漢永医師」の言によれば

 

胃癌が日本人に多い事実に鑑みれば、胃癌の原因は、日本人が頻回に食する固有の食品、あるいはピロリ菌だと思う。最も疑わしいのは、味噌と醤油。これらには、多くの発癌物質が含まれることは一般に知られていない。

 

という事です。李漢永医師は証明医療の実践者ですから、根拠のない事は発言されない事でも有名でしたので、この言葉を軽視できません。

 

味噌や醤油と言えば、私たち日本人には切っても切り離せない関係がある食物ですが、以外にもこれらが胃がんの原因になるかもしれないという事です。

 

この知識はほとんどの方が知らないと思われる情報です。最終的な判断はあなたにお任せしますが、私自身はあまり多量には摂取しないように心がけています。

 

以上。ピロリ菌について話をしました。

 

中年になってきますと、私もそうであるようにやはり胃腸のコンディションが気になってくる方も多いかと思います。

 

代表的な症状としては、「胃痛・胃もたれ・胸焼け・便秘・軟便」などでしょうか。

 

特に胃のコンディションにおいては、「胃がんは世界中の死因第2位」を占めるほど我々に身近な疾患ですから、しっかりと注意をむけておきたいものですね。

 

「がんと癌の違いとは?悪性腫瘍にかかったらどうする!?」

まとめ

*ピロリ菌は、胃炎や早期胃がんの原因になる。

*ピロリ菌によって胃炎が繰り返される事で、胃粘膜が委縮して胃がんへとつながってゆく。

*ピロリ菌を除菌するには、制酸剤と抗生物質の内服治療が基本となる。

*味噌や醤油などの日本固有の食物にも、胃がん発症のリスクがあるかもしれない。

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