ようやく温かい芽吹きの季節がやってきましたね。

 

春は気持ちが良い反面、体調的にはあまり優れない方も多いのですが、あなたはいかがお過ごしでしょうか。

 

さて今回の記事ですが、「孤高に生きる」というテーマについてお送りしようかと思います。

 

なぜこういったテーマを取り扱うかというと、患者さんから「どうやったらボケないですか」という質問をよく頂くのですが、その答えに関係してくるからなのです。

 

ボケずに健康で長生きする為にはいろいろと気を付けるべき点はありますが、実は孤高に生きるという事もかなり重要になってくるんですよ。

 

で、孤高に生きる前提として知っておかなければならない事が、今回の題名にもありますように

 

「孤独と孤立の違い」

 

なのです。という訳で、そのあたりの見解をまたいつもの調子で書いてゆきますので、良かったら最後までお付き合いくださいな。

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孤高とは

そもそも孤高とはどういう意味でしょうか。実は私にも正しい意味は分かりません(笑)。

 

まあ辞書で引けば良いのですが、何でもかんでも知識で固めるのも面白くありませんので、このあたりはニュアンスで理解しながら気楽に考えてみましょう。

 

私が考える孤高のイメージは

 

「孤立ではなく、孤独に自由に自分の道を生きている」

 

という感じですね。要は誰にも何にも縛られる事なく、自己の責任において自由に自分らしく生きているという事です。

 

孤高であるという事は自立しているという事でもあり、他者評価よりも自己評価に重きを置いている生き方ですから、基本的には対人ストレスが少ないんですね。

 

対人ストレスが少ないというのは、心身にとっても非常に好ましい事でしょう。

 

長年患者さんを診てきましたが、歳をとっても「自分に主体がある人」というのは、頭がしっかりしており、晩年まで人生を楽しまれる方が多いですしね。

 

なので、ボケずに長生きしたいという方には、孤高に生きるという事をぜひともおすすめしたいと思うわけです。

ちなみに「孤独」というと、何か独りぼっちで寂しく人生を歩んでいるというイメージがつきまといがちですが、それは孤独ではなく「孤立」の方なんですよ。

孤立する人には敵が多い

孤独も孤立も、同じく自分の道を歩んでいるという点では変わりはないのですが、もっとも大きな違いというのは

 

「敵がいるかいないか」

 

という事なんです。そして、孤立している人の最大の特徴は「敵がいる」という所にあります。では、なぜ孤立者には敵がいるかというと

 

「他人の生き方を尊重できない」

 

からなんです。よく居るじゃないですか、人の考え方や生き方をやたらと否定したり、批判や正論をかまして相手を傷つけても平気な人が。

 

こういう人は、自分の考え方がしっかりしている点では良いのですが、それを強制的に人に押し付けてしまうんですね。言わば「価値観の押し売り」です。

 

そうすると、押し付けられた方としては当然反感の感情が湧きますよね。そうして、敵が一人また一人と雪だるま式に増えてゆくわけです。

 

互いを認め合うような良きライバルならたくさんいた方が人生は充実しますが、ただの敵でしかない人が多いのは、どう考えたって窮屈な人生になっちゃいますね。

 

下手をすれば、対人関係の悪化から大きなトラブルにだってなりかねませんよ。ここが、孤立する事の怖さなんです。

孤独な人には敵がいない

反対に、孤独な人というのは

 

「他人の生き方を尊重できる」

 

ので、自分の生き方を重視するけど他人の生き方にも干渉しないという特徴があります。

 

ゆえに、変な目で見られて誤解をうける事は多いかもしれませんが、反感を買うほどの敵は作りにくいので、人生が窮屈になるような不測の事態も起きにくいのです。

 

宮沢賢治さんの詩に以下のような文節があります。

 

「褒められもせず苦にもされず、そういう者にわたしはなりたい(宮沢賢治「雨ニモマケズ)」

 

これは、他者から称賛されるような人間でもなければ敵視されるような人間でもなく、人として、ただ淡々と己の道を歩んでいくという意味だと思います。

 

まさに、これこそが「孤独の境地」ではないでしょうか。

 

人に褒められるような世間的に行儀のよい生き方にはこだわらず、さりとて、人から敵視されるような迷惑で威圧的な生き方もしない。

 

そんな正しい孤独者に、私もなりたいのですよ。

孤立はせずに正しい孤独を目指そう

誰からも振り回されることなく、また誰をも振り回すことなく、ただひたすらに、自分の道を自分の責任において自由に生きる。

 

そんな正しい孤独者であれたなら、きっと幸せだろうと思いませんか。私は憧れますねえ。

 

もちろん自分の責任で生きてゆくという事は、それ相応の大きなプレッシャーもかかってきます。全ての行動の責任が自分に帰するわけですからね。

 

しかしそのプレッシャーこそが、脳や心を若々しく保つ上で、良い意味での適度な刺激となってくれるのですよ。

 

ぜひあなたも、私と一緒に正しい孤独者を目指しませんか。そして、人にも物にも縛られることなく孤高に自由に生きてみませんか。

 

そうする事で、ボケずに快適で自由な楽しい人生がきっと待っていますから。

 

「認知症を予防する為の最強の方法はどうやら恋愛らしいという話!」

まとめ

*孤高に生きるとは、孤独で自由に自分の道を歩んでいるという事。

*孤立者は、他人を尊重できないために敵をたくさん作ってしまう。

*ゆえに他人を振り回すし、また他人からも振り回されてしまうようになる。

*孤独者は、他人を尊重できるために敵がほとんどいない。

*ゆえに誰をも振り回す事がなく、また誰からも振り回される事がない。

*正しい孤独者は、ボケずに自由で快適な人生を送っている。

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