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秋もますます深まってきましたが、もうしばらくすれば怖い

 

「インフルエンザ」

 

の季節が到来しますね。そろそろ予防接種に行っておこうかと、皆さまも計画を立てておられるのではないでしょうか。

 

私が家でも今年は長男が受験の為、あの痛い注射はとても嫌なのですが、「受けに行かないといかんなあ」としぶしぶ計画中です。

 

インフルエンザは罹患すると自分もきついですが、家族や同僚に移すのではないかと気苦労も絶えませんので、絶対に罹患したくない風邪の筆頭疾患ですね。

 

今回は、そんな「インフルエンザ」についての話です。

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インフルエンザ

インフルエンザは風邪の一種で、「インフルエンザウイルス」に感染する事により発症します。感染してから発症するまでの

 

「潜伏期間は2日から1週間」

 

ほどと言われています。なので万が一感染者に接触した場合には、1週間ぐらいは発症に気をつける必要があります。

 

風邪の一種とは言いましたが、その症状の辛さや感染力の強さは通常の風邪の比ではありませんから、ある意味「風邪の王様」と評してもよいでしょう。

 

インフルエンザウイルスには「A型・B型・C型」とがあり、爆発的に流行するのが「A型」です。

 

何故A型かと言うと、A型ウイルスが持つ「H蛋白とN蛋白」という組み合わせの型が、毎年次々と変異を起こすからなのです。

 

その為人間の免疫力を持ってしても、なかなか対応が間に合わないのですね。

 

H蛋白は「15種類」、N蛋白は「9種類」の型があるとされ、例えば近年話題になった「鳥インフルエンザはH5N1」という具合に、色々と組み合わせを変えながら流行します。

 

もちろん全ての組み合わせが人間へ感染する能力を持っている訳ではないのですが、単純に考えても、相当な組み合わせ数があるという事がお分かりになるでしょう。

 

B型は基本的に型は1種類のみと言われており、1度罹患すればしっかりと免疫がつきやすいので、それほど大流行はしません。

 

ただし私の経験上、A型よりも全体的に症状が辛いように思います。粘り強く症状が長引くような印象ですね。

 

C型は症状も弱く基本的に流行はしません。

 

 

インフルエンザの症状

インフルエンザの症状としては

 

「発熱・咳・くしゃみ・関節痛・全身倦怠感」

 

などが、通常の風邪よりもさらに強い状態で襲ってきます。

 

特に発熱は、通常の風邪のように咳やくしゃみに続いて出てくるのでなく、「急な発熱(38℃以上)がまず先行」し、その後咳やくしゃみなどが追い付いてくる傾向にあります。

 

この特徴はぜひ覚えておかれてください。なお高齢の方や糖尿病などの持病を持っておられる方では、「肺炎」の併発率が高まりますのでその点も要注意です。

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インフルエンザの治療

抗ウイルス薬の服用治療が基本となります。

 

「抗インフルエンザウイルス薬を発症48時間以内に服用する」

 

事で、症状は早期に改善へと向かいます。ただしその為には、まずインフルエンザである事の確定診断をつける必要があります。

 

クリニック等において、綿棒で鼻の奥を擦って検体を採取する必要があり、採取時は少々痛むのが難点なのですが、これは何とか頑張るしかありません。

 

確定診断がついたら、あとは薬を正しく服用しながら適宜「水分」や「ビタミン類」を補給して、ひたすら安静にして回復を待ちましょう。

 

ビタミンやミネラルの摂取は、ゼリーやドリンクなどが薬局で販売されていますのでそういったもので良いでしょう。無理して固形物で摂る必要はありません。

 

熱を冷ます事に関しては「解熱鎮痛薬」の併用も可能ですが、そもそも熱を出すことによって免疫を活性化しているのですから、あまりやみくもに下げない方が良いです。

 

どうしても辛いときだけに最小限で使用するようにしましょう。

 

特に「15歳以下の子ども」に対して市販の解熱鎮痛薬などを自己判断で投与すると

 

「ライ症候群・インフルエンザ脳症」

 

などの重篤な副作用を招く恐れがあります。解熱鎮痛薬は必ず専門医から処方してもらい、正しく容量を守って使用するようにしましょう。

インフルエンザの予防

鼻うがい

インフルエンザに限らず風邪全般を予防する為には、手洗いやうがいはもちろん大事ですが、それ以上に大事な事が「鼻うがい」です。

 

「上咽頭」という場所がウイルスの好繁殖場なのですが、ここは通常のうがいでは届きません。そこで鼻うがいによって上咽頭部を除菌するのです。

 

具体的には「0.9%濃度の食塩水(大体で良い)」をつくり、顔を上に向けたままスポイトなどでゆっくり鼻から流し込みます。

 

その後自然に喉の方に食塩水が流れ落ちてくるので、そのまま吐き出すかあるいは少量なら飲み込んでも構いません。

 

なおその際の注意点としては、うがいの最中や直後に、「鼻をすすったり・鼻をかんだり・頻繁に唾を飲み込む」等の行為は絶対に行わないでください。

 

食塩水が耳管に逆流して中耳炎等の原因になる事があるからです。

 

「静かに鼻から流し込んで口へと吐き出すか飲み込む」ということに専念するように気を付けておきましょう。

 

詳しくは「鼻うがいの効果は絶大!本気で風邪を予防したい人はぜひ!!」をぜひご覧ください。

予防接種

またインフルエンザの「予防接種」も検討したいところです。

 

予防接種に関しては有効率に賛否両論がありますが、周りへの配慮も考えれば、個人的には接種しておく方が望ましいと思います。

 

免疫獲得までに2週間程度はかかりますので、11月末までには実施しておくと良いでしょう。

 

以上。罹患すると非常に辛い「インフルエンザ」の話でした。

 

今年は例年よりも流行が早く確認されていまので、できるだけ早い段階から万全の対策を練っておきましょうね。

まとめ

*インフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染によって発症する。

*インフルエンザは、症状や感染力の強さから言えば風邪の王様レベル。

*インフルエンザで最も流行するのはA型である。なぜなら毎年変異を繰り返しやすいから。

*インフルエンザは、咳やくしゃみよりも急な発熱が先行しやすい。

*インフルエンザを発症したら、48時間以内の抗インフルエンザウイルス薬投与が原則。

*インフルエンザで解熱鎮痛薬を使用する場合、15歳以下では必ず医師の診断を。

*インフルエンザの予防接種は、遅くとも11月一杯までには受けておきたい。

*風邪全般の予防については「風邪のひきはじめに打つべき対策をまとめてみたよ!!」もご覧ください。

*学校が公欠扱いになるかはこちらから確認を。「インフルエンザの出席停止期間!他にはどんな疾患が対象!?」

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