d3d714dd1b853722df4248c8cb664cd9_m

秋も深まりいよいよ寒い冬の到来が近づいています。冬は「クリスマス・お正月・バレンタイン」など楽しいイベントで盛りだくさんですが、やはり気になる事と言えば

 

「冬風邪」

 

ですよね。せっかくの楽しいイベントを冬風邪に邪魔されない為にも、冬風邪の特徴や対策をぜひ知っておきたいものです。

 

今回は、そんな「冬風邪」全般の対処法について、予防から治し方までを勉強してゆく事にしましょう。

スポンサードリンク

冬風邪の特徴

冬に流行しやすい風邪は大きく分類して以下の3つになります。

 

一般的な風邪症候群

 

インフルエンザ

 

感染性胃腸炎

 

以前の記事にも書いていますが、これらそれぞれの病態に特徴があり対処法なども変わってくるのです。

 

これらの種類の鑑別法について、しっかりと自分でも見極めが出来るようになっておく事が非常に大切ですね。

それぞれの冬風邪の症状

それぞれの冬風邪における症状の特徴について、以下要点をまとめてゆきます。

一般的な風邪症候群

ウイルスによるものがほとんどで、「発熱・咳・くしゃみ・倦怠感・関節痛」などの症状が発現し、おおよそ2~3日ほどは症状が継続します。

 

原因になるウイルスは軽く200種類はあると言われており、ほとんどがウイルス性である為に「抗生物質は無効」であり、特効薬も存在しません。

 

ただし、溶連菌感染症など一部には細菌性の風邪も存在するので、念のために抗生物質が処方されるケースがほとんどです。

 

一般的な風邪症候群では、通常の免疫機能を持っていれば、特別に治療を使用しなくても自然治癒してゆきますので心配は要りません。

 

なお発熱に関してですが、発熱は「免疫機能が活性化している状態」なので、むやみに解熱剤で熱を下げない方が回復は早くなるという事を知っておいてください。

インフルエンザ

インフルエンザウイルスによるもので、感染力や症状が一般的な風邪症候群よりもとても強力な疾患です。

 

「高熱・咳・くしゃみ・全身倦怠感・関節痛」などが通常の風邪よりも強く発現し、おおよそ4~5日ほどは症状が継続します。

 

抗インフルエンザウイルス薬を、「発熱後48時間以内に服用」する事で早期に快方には向かいますが、解熱しても2日ほどは他人への感染力があります。

 

インフルエンザの特徴として、咳やくしゃみよりも「急な発熱が先行して出てくる」傾向がありますので、急に高い熱が出てきた場合には、まずインフルエンザを疑いましょう。

 

なお風邪と同様の理由で、発熱は無理に薬で下げない方が回復は早くなります。

 

どうしても解熱剤を使用する場合には、15歳以下では「ライ症候群」という重篤な合併症を引き起こす恐れがありますので、必ず医師の診断や処方に従ってください。

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)

細菌性ウイルス性とがあり、非常に体力を消耗するキツイ疾患であります。

 

主に消化器が冒される事で「腹痛・下痢・嘔吐・血便・発熱」などの症状が発現し、おおよそ数日から1週間ほど症状が継続します。

 

細菌性では「カンピロバクター・サルモネラ・O-157」などの細菌群、ウイルス性では「ロタウイルス・ノロウイルス」などが代表的です。

 

細菌性では抗生物質の投与が行われる場合もありますが、ほとんどが自然治癒して行くために、「脱水症」に気をつけながら薬は使用せずに回復を待つことが多いです。

 

なお下痢や嘔吐は、ウイルスや細菌を体外へ排出しようとする体の防衛反応ですから、できるだけ薬で止めない方が回復は早くなります。

スポンサードリンク

冬風邪の予防策

飛沫感染・・・人ごみの中など、空気中に漂う病原体からの感染

 

接触感染・・・感染者の唾液や排泄物などに直接接触する事からの感染

 

経口感染・・・食事の際の食べ物や手に付いた病原体からの感染

 

これらの点に気を付ける事が大切です。よって、やはり基本的な「うがい・手洗い・マスク着用」の徹底が重要です。

 

うがいや手洗いについては、殺菌力が強い石けん等で短時間行うよりも、普通の水道水で長時間行った方が実効性や経済的な観点からはるかに有効です。

 

また別項でも書いていますが

 

「鼻うがい」

 

も非常に風邪予防に有効ですからぜひとも習得して頂きたいものです。詳しくは以下をご覧ください。

 

鼻うがいの効果は絶大!本気で風邪を予防したい人はぜひ!!

 

それからこれは意外に思われるでしょうが、風邪をひきそうな気配がしてきたら

 

「空腹状態を作る」

 

という事がかなり有効です。風邪の時ほど栄養をつけようとたくさん無理して食べる方がおられますが、これはあまり正しい手法とは言えないのですよ。

 

免疫を担当しているのは「白血球」ですが、白血球には栄養を処理するという働きもあり、消化ばかりにエネルギーを使わせていると、肝心な時に白血球が足りなくなります。

 

よって、無理して食べずに空腹を維持したままたくさん寝るというのが、実は予防や早期回復の観点からも有効ですので、この点もぜひ覚えておかれてください。

 

以上。冬風邪の話でした。

 

快適に冬を乗り越えてゆくためにも、「うがい・手洗い・鼻うがい・空腹の維持」などの予防法を日々実践しながら、風邪に対する意識を高めておきましょうね。

まとめ

*冬風邪は、一般的な風邪、インフルエンザ、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の3つが代表的。

*発熱、咳、くしゃみ、下痢、嘔吐などは、いずれも毒素を出そうとする体の防御反応である。

*飛沫感染、接触感染、経口感染の3つに気を付ける。

*うがい、手洗い、マスク着用にプラスして、鼻うがいも実践したい。

*意図的に空腹状態を作る事が、風邪の予防や早期回復の一助になる。

スポンサードリンク