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発熱や咳が長引き「風邪をこじらせたのかなぁ」と簡単に考えていたら、実は「肺炎」にかかっていたということがあります。中でも近年

 

「マイコプラズマ肺炎」

 

という種類の肺炎が増加中です。通常の肺炎と違って聴診器からの発見が困難で、最近では薬の効きにくいタイプも増えています。

 

先日私の子どもも罹患しましたが、やはり最初の段階では診断がつかず、なおかつ抗生物質も効かなかったので、最終的には総合病院へ紹介される事態となりました。

 

これから冬になれば必ずどこかで耳にする疾患ですし、また冬に限らず年間を通じて罹患する可能性もあります。

 

万が一罹患した際に早めの対策が打てるように、今回は「マイコプラズマ肺炎」の話を体験談も含めながら書いてゆきたいと思います。

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マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ肺炎は、「マイコプラズマ」という細菌に感染する事で発症します。

 

通常の肺炎では、「肺胞」という組織が障害を受ける為に、聴診器で聞くと異音がするのですぐに診断がつきやすいものです。

 

ところがマイコプラズマ肺炎では、「間質」という組織が障害を受ける為に、異音が発生しにくいので聴診器では診断がつきにくいのです。

 

発症年齢は幅広い世代で見られますが、最も多いのは「学童期」や「青年期」での発症です。

 

保育園や小中学校など集団生活の中で1人でも感染者が出ると、たいていはその後数人に感染して行きますので、感染力も強い部類だと言えます。

 

 

マイコプラズマ肺炎の症状

「しつこくて長引く乾いた咳」「高熱」が主たる症状です。

 

とにかく咳が出だすと止まらないので、顔を真っ赤にして当人は苦しがります。発熱も、少し下がったと思ったらまたすぐに上がったりと、頑固に高熱が続きます。

 

ただし、通常の肺炎のような「重篤な呼吸困難」や「全身の衰弱感」は見られずに、症状の割には比較的元気に経過して行くのも特徴です。

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マイコプラズマ肺炎の治療

一般的には「マクロライド系抗生物質」治療が有効です。

 

ただし、最近はマクロライド系に反応しないタイプが増えています。事実、私の子どももマクロライド系抗生物質を処方されましたが、症状が改善へと向かいませんでした。

 

そこで、次に有効になるのが「テトラサイクリン系」「ニューキノロン系」の抗生物質です。

 

私の子どもはニューキノロン系抗生物質を総合病院で処方してもらいましたが、1~2日でみるみる症状が改善されて行きましたよ。

マイコプラズマ肺炎の予防

一般の風邪と同じ予防法になります。

 

ただ学童や青年の場合、保育園や小中学校などの集団生活下では、どうしても閉鎖された空間での他人との接触が増えますから、完璧に予防する事は難しいです。

 

その為、早期に発見して対応する事が大事ですから、マイコプラズマ肺炎の徴候を家庭でも見つける事が出来るように、特徴や症状を一通り頭に入れておくことが重要ですね。

 

以上。マイコプラズマ肺炎の話しでした。

 

しつこくて乾いた咳と高熱が続くのに聴診器では異音が認められないような場合、かなりマイコプラズマ肺炎の可能性が高いです。

 

ぜひこの特徴を頭に入れていただき、マイコプラズマ肺炎の流行に備えて心の準備をしておきましょう。

まとめ

*マイコプラマ肺炎は、マイコプラズマという細菌による感染にて発症する。

*マイコプラズマ肺炎は間質が障害されるため、聴診器での発見が難しく診断が遅れやすい。

*マイコプラズマ肺炎の症状は、長引く乾いた咳と高熱症状。

*マイコプラズマ肺炎はマクロライド系抗生物質が有効だが、効かないタイプもある。

*マクロライド系が効かない場合、テトラサイクリン系やニューキノロン系が効きやすい。

*学校が公欠扱いになるかはこちらから確認を。「インフルエンザの出席停止期間!他にはどんな疾患が対象!?」

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