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さて、いよいよ「冬」の本格到来が間近に迫っていますね。

 

これまでいろんな風邪の話をしてきましたが、今回は風邪全般に関する「予防」や「治し方」などのまとめ記事を書いてみたいと思います。

 

風邪の多くは、症状はそれぞれに違いがあっても、基本的な対応策や予防法は共通項がたくさんあります。

 

今回の記事を頭に入れて頂くだけでも、かなり有効な風邪対策が可能になるはずです。特に「風邪のひきはじめ」に有効ですよ。

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風邪の基本的な情報

風邪はほとんどが「ウイルス性疾患」です。そのため抗生物質は効かず(抗生物質は細菌にしか効かないのです)、これといった特効薬も存在しません。

 

基本的に風邪は自己治癒力で治すものなのですね。

 

さてここでクイズです。あなたは風邪を英語で何と呼ぶかご存知でしょうか。

 

「COLD」

 

いわゆる「冷たい」とか「寒い」という意味のCOLDですね。意外だと思いませんか。つまり風邪とは「冷えの病気」であると言っているのです。

 

確かに、「冷たい風に打たれたり・寝冷えしたり・体がゾクっとしたり・寒い冬になったり」すると風邪をひきやすくなりますよね。

 

もしあなたが自分は風邪をひきやすい方だと思うのなら、この点をしっかりと理解されておくと良いですね。

 

寒さ対策を徹底したり、血流を良くして体温を高めたり、寒さに強くなるようにあえて薄着に慣れたりと、そうやって寒さに強くなる事が重要なのです。

 

ウイルスや細菌がどうだこうだと言う前に、まずはそういった心構えが大事なのです。

 

まずは自らの努力で風邪をひきにくい体質に変わってゆく事。ここをしっかりと考えてゆきたいものですね。

1章まとめ

*風邪はほとんどがウイルス性疾患。

*ウイルスには抗生物質が効かない。

*風邪は基本的に自己治癒力で治すもの。

*風邪は冷えの病気でもある。

*寒さに強くなる事で風邪をひきにくい体になろう。

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風邪の症状

風邪の代表的な症状としては

 

「発熱・せき・くしゃみ・鼻水・関節痛・倦怠感・嘔吐・下痢」

 

などがあります。こういった症状は非常に不快なのですが、実はこれらいずれの症状も、「体が毒素を体外に排出しようとする防御反応」でもあるのです。

 

なので、こういった症状を薬で無理やり抑え込む行為は、かえって「風邪からの回復を遅らせる」という事を理解しておきましょう。

 

例えば「発熱」ですが、高熱が続くと頭がおかしくなるのではないかと心配する方がおられますが、それはまず心配ないです。

 

体温42℃ぐらいまでなら、しっかり人間の体は耐えられるように出来ていますし、そもそも42℃の発熱などそうそうお目にかかることはありませんから。

 

私の子どもも過去に41℃を記録した事がありますが、今でも元気に生活していますよ。

 

ただし、さすがに40℃以上の発熱がずっと続くようなら体の衰弱も激しいですし、「川崎病」などの厄介な病気の可能性もありますので、ちゃんと医師の診察は仰ぎましょうね。

2章まとめ

*風邪の不快な症状は病原菌を体外に排出しようとする反応。

*薬で症状を無理に抑え込むと風邪の回復を遅らせる。

*高熱で頭がおかしくなることはまず心配ない。

*40℃以上の発熱がずっと続く(5日以上)なら他の病気の可能性も考えよ。

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 風邪の予防法

うがい・手洗い・歯みがき

風邪の予防には、やはり「うがい・手洗い」が基本中の基本です。

 

けっこう間違えがちなのは、除菌剤が入っているからと安心して手短かに済ませてしまう事です。しかし、除菌剤ですべての細菌やウイルスを駆除できる訳ではありません。

 

大事な事は、普通の水道水で良いから時間をかけて行う事です。その方が、遥かに有効で経済的でもありますから。さらに「鼻うがい」も行うとなお良いです。

 

インフルエンザ」の項でも話しましたが、「上咽頭部」というところに最もウイルスや細菌が繁殖しやすいのですが、ここは通常のうがいでは届かないのです。

 

上咽頭部を洗い流すことが出来るのは、唯一鼻うがいのみなのです。

 

具体的な手法としては上記のリンク先に書いてもいますが、まずは「0.9%濃度(だいたいで良い)の食塩水」を作ります。

 

そしてその食塩水を、顔を天井に向けた状態でスポイトなどでゆっくり鼻から流し込みます。

 

そうすると、だんだん喉の方にその食塩水が流れ落ちてきますので、そこから静かに吐き出すかあるいは少量なら飲み込んでも構いません。

 

1つ注意点ですが、うがいの最中や直後に「鼻をすすったり・鼻をかんだり・頻繁に唾を飲みこんだりする」ことは控えてください。

 

そういった行為を行うと、まれに食塩水が耳管から逆流してしまい「中耳炎」の原因になる事があるためです。

 

また、「起床後すぐの歯磨き」も風邪予防に非常に有効です。

 

就寝時には口腔内で細菌やウイルスが大繁殖しますから、それらが朝食と共に体内に侵入するのを防ぐ訳ですね。医学的にも立証されている予防法ですよ。

寒さ対策

次に「寒さに強くなる」事も重要です。風邪は冷えの病気でもあるのでしたね。つまりは寒さに強い体を作る事が大事になるのです。

 

そういった意味では、昔からの健康法として存在する乾布摩擦などは一考の価値があるでしょうね。

 

また「薄着に慣れる」事も大事ですよ。寒いとつい重ね着の習慣が定着してしまいますが、それでは根本的な解決にはなりません。

 

運動を行って体を温めたり、首の後ろをドライヤーやカイロで温めたりしながら、何とか薄着の状態に慣れる習慣を少しずつつけてゆきましょう。

 

そういった日々の努力を継続してゆく事で、だんだん薄着の状態にも慣れてゆきます。その結果、寒さに強い体が出来上がってゆくのです。

食事

最後に「食事による養生」がとても重要です。

 

まず始めに言っておきたい事があります。それは栄養を多く摂れば摂るほど体に良いという考えは捨ててください。

 

なぜなら免疫を担当する「白血球」は栄養処理にも関わっているのですが、いつもその仕事ばかりさせていると、いざという時に免疫部隊が足りなくなる可能性があるからです。

 

人間は「少し空腹ぐらいの方が強い免疫を発揮しやすい」のですよ。風邪の際に食欲がなくなるのは、白血球が免疫の仕事に集中したいというサインなのです。

 

風邪のときに、食べたくもないのに無理をしてでも食べるという行為がいかに無茶な行為であるかという事を、ぜひ理解して頂きたいと思います。

 

ただしまったく摂らないのも良くないので、以下のような風邪に有効な食材はある程度摂った方が良いでしょう。

 

「ねぎ・梅干し・生姜・レモン・リンゴ・人参・大根」などの食物は、「栄養・除菌・血流・体温」などを考える上で非常に有効な働きが期待できるのです。

 

風邪の時だけと言わずに、普段から積極的に摂っておきたい食物でもありますね。

3章まとめ

*風邪の予防にはうがい手洗いの他に鼻うがいも追加しよう。

*薄着に慣れて寒さに強い体を作ろう。

*栄養を摂れば摂るほど良いという考えは捨てよう。

*人間は少し空腹ぐらいの方が免疫が強くなる。

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④ 風邪の治し方

少食

上記でも述べましたが、風邪の時こそ「少食」に徹してください。風邪の時に食欲が無くなるのは、白血球が病原体との勝負に専念したいというサインなのですから。

 

栄養を付けようと無理して食べると、白血球が病原体との勝負に専念できなくなります。だから、出来るだけ少食が良いのです。

 

例えば傷ついた動物は、怪我が回復するまで何も食べずにひたすら安静にしていますが、それはまさに、その事を感覚で分かっているからだと言われています。

 

人間も、体の回復に専念したい時には動物のそういったところを見習うべきです。

 

ただし全く何も摂らないというのもいけませんから、先程書いた食材をジューサーなどでドロドロにして摂取すると良いですね。

 

また、市販のゼリーや水分など消化にエネルギーがかからないもので、ビタミンやミネラルを適宜補給するのも大事です。

睡眠

これは言わずもがなです。「温かくしてしっかりと眠る」事こそ最良の薬です。

 

私は基本的に睡眠時間が短いので、以前は風邪をひいてもあまり眠りませんでした。しかし睡眠の大切さに気付いてからは、体調が悪いときはひたすら眠るようにしています。

 

そうしたらかなり回復のスピードが早くなりました。改めて睡眠の威力には驚くものがありますね。

ツボ治療

サイドバーのところに「ツボ治療のまとめ記事」を書いていますので、位置や名称の詳細などはそちらをご覧ください。

 

風邪全般症状には「左右のH6(商陽)とF4(至陰)」

 

咳や鼻水がひどい場合には、上記に左右のH1(少商)とH2(中衝)」を追加。

4章まとめ

*少食に徹して栄養はゼリーや水分等で最小限に摂取する。

*睡眠に勝る治療法はなし。

*ツボ治療も回復を後押ししてくれる。ぜひ実践しよう。

 

以上。風邪対策のまとめ記事でした。

 

最後までお疲れ様でした。今回は少し長い記事になりましたが、かなり重要な点についてまとめました。

 

ぜひブックマークして頂いて、あなたの風邪対策にお役立てくださいね。

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