体の健康を保つ上で、cd59b9bff38a8bebde2856ecc9a489a7_m欠かすことのできないものと言えば

 

「血液」

 

ですね。血液の「流れ」や「質」で健康度が決まると言っても過言ではないでしょう。

 

特に、よく聞く「血液ドロドロは何が悪い」のか、また「血液サラサラになる為にはどうすれば良い」のかといった点には、皆さま高い関心をお持ちの事ではないでしょうか。

 

今回は、そういった「血液」の仕組みや働きを学ぶと共に、「血液ドロドロ」になってしまう原因について考えてみたいと思います。

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血液

血液は体重の約8%を占める液体成分で、酸素や栄養の運搬を主たる働きとして、各臓器の情報収集や生体の防御機能などを請け負っています。

 

全血液の9割は常に「血管系」を循環し、残りの1割は「肝臓や脾臓に貯蔵」されています。血液はその構造上、「血漿」と「細胞成分」に大別出来ます。

血漿(けっしょう)

血漿は「血清」「フィブリノーゲン」に分かれています。

 

「血清」には様々な成分が含まれており、例えば代表的な成分は、肝臓で生成される「アルブミン」や「グロブリン」などの蛋白質です。

 

これらは、「浸透圧の維持・PH調整・栄養機能・免疫機能・凝固機能」などの働きに関与しています。その他にも、「血糖・脂質・無機塩類」などを含んでいます。

 

ちなみに、「脱水症などの際に輸液として使われる生理食塩水は0.9%の濃度」ですが、これは「血漿が0.9%の濃度」である為です。

細胞成分

細胞成分は「赤血球」「白血球」「血小板」に分かれています。

 

赤血球は、血液の大部分を占めているいわゆる「赤い血」の事です。

 

「赤血球の主たる成分はヘモグロビンで、主に酸素の運搬を行う事が仕事」です。またその他には、PH作用や二酸化炭素運搬などにも関わっています。

 

女性に多い「貧血症」とは、通常この赤血球が少なくなっている状態の事を指します。

 

「白血球は主に免疫に関与する」成分で、「腫瘍・ウイルス・寄生虫」などの防御を行っています。

 

細かく分けると、細菌感染に対して働く「好中球」や「マクロファージ」、アレルギーに関与する「好酸球」や「好塩基球」などに分類されます。

 

「血小板は止血に関与する」成分です。

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血液ドロドロってどういう事

実は、「血液ドロドロ」という現象に明確な定義はありません。

 

ただ、やはり体調が悪い方の血液を観察すると、「色がドス黒い」とか「粘り気を帯びている」などの所見が見られる事は事実のようです。

 

なので、つまるところ大きな意味で血液ドロドロの基準となるのは、「赤血球の状態がどうであるか」という事が言えます。

 

で、血液ドロドロがどういう状態かというと

 

「赤血球の動きが悪くなっている」

 

という解釈ができます。どういう事か説明しましょう。

 

柔軟性を失った赤血球は、互いにくっつきながら血管壁にこびりつきます。また、小さな血管に入り込めずに詰まったりするので、血流が悪くなったりします。

 

先ほど「赤血球の働きは酸素の運搬」だと述べましたが、酸素は各器官が働くために最も必要な成分です。

 

ところが、血液ドロドロになる事でその酸素が供給不足になるので、結果として「全ての細胞機能が低下して疾患に対するリスクが高まる」のです。

 

当然「動脈硬化」も非常に怖いのですが、それ以上に

 

「全ての体調不良や疾患リスクの高まり」

 

にこそ、血液ドロドロの本当の怖さがあるのですね。

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何で血液ドロドロになるのか

これは割とはっきりしていて、それは「食べ過ぎ」と「運動不足」です。

食べ過ぎ

例えば食事ですが、そもそも現在の「1日3食」という食事スタイルには、明確な根拠などありません。

 

まだ車や公共交通機関などが普及しておらず、徒歩や自転車が生活の中心だった時代ならまだしも、現在のように体をあまり動かさない時代に

 

「1日3食食べてついでに間食も摂り、おまけに栄養食品も摂取する」

 

では、どう考えても明らかに栄養過多になっちゃいます。

 

成長期の子どもやスポーツ選手なら分かりますが、一般の私たちは、あまり栄養を摂りすぎても体が燃焼できずに、かえって余剰分が血液に蓄積されてゆくのです。

 

専門医の中には「1日1食」を推進する医師もいるほどですからね。

運動不足

また、運動不足は「血流の悪化」を促します。

 

食べ過ぎでドロドロになりかけている血液の流れが「運動不足でさらに悪化」し、終には正真正銘の「血液ドロドロ」状態が出来上がってしまうのです。

 

飛んだり跳ねたりの運動をする必要はありませんが、やはり適度にウォーキングやジョギングなどで体を動かすことが重要です。

 

以上。血液ドロドロについての話でした。

 

食べ過ぎと運動不足。ぜひこのキーワードは頭に入れておいてくださいね。

 

次回は今回の記事を踏まえた上で、今度はどうすれば「血液をサラサラにする事ができる」のかを考えてゆきましょう。

まとめ

*血液は、血漿と細胞成分に大別される。

*血漿は、血清とフィブリノーゲンに分かれる。

*細胞成分は、赤血球と白血球と血小板に分かれる。

*血液ドロドロとは、赤血球の動きが悪い事を指す。

*血液ドロドロでは、細胞機能が低下して全疾患に対する発病リスクが高まる。

*血液ドロドロの原因は、食べ過ぎと運動不足。

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